愛知出身のシンガーであり、トラック・メイカーでもある
RYOICHIが、5月11日(土)に配信EP『癇癪』をリリースします。
デジタルEPでの前作『fine dust』では、RYOICHIらしさ溢れるシンプルなビートに力強い秀でた歌声が乗り、その中で細かく刻む異質な雰囲気も漂わせた、絶妙なバランスで完成している作品でしたが、本作『癇癪』は、ほとんどの楽曲が自身“R1”のビートで構成。常に変化し続け、それでもブレない一つの軸をより強固にした強いメッセージ、RYOICHIの辛辣な雰囲気が前作以上に漂った作品です。
一定のビートを続け、尖ったリリックにも聴こえる内容を淡々と歌いこなし、”共感”へと繋げる絶妙なラップ・チューン「indeterminate」、ミュージック・ビデオも公開され、R1が手掛けたエキゾチックなビートに数ミリ単位で刻むラップの目立つ「癇癪」、シンプルであるのに力強さもあるエッジの効いたビートに、独自のフロウで速さと落差をリンクさせ力強くシックに仕上がっている「themselves」など、流行から外れたRYOICHIの音楽は最先端をも超えた独自の音楽で、垢抜けた表情がどの楽曲からも垣間見えます。洗練された5曲のリリック、フロウ、ビートを遺憾無く味わえる、奇才的作品に仕上がっています。