新しい学校のリーダーズが、4月14日(現地時間)、アメリカ・カリフォルニア州インディオで開催された世界最大規模の音楽フェス〈Coachella Valley Music and Arts Festival〉(通称: コーチェラ)に単独出演を果たしました。
ラナ・デル・レイ、
タイラー・ザ・クリエイター、
ドージャ・キャットが各曜日のヘッドライナーを務める〈コーチェラ2024〉。新しい学校のリーダーズは、ドージャ・キャットがヘッドライナーを務める4月14日公演のGOBI STAGEの大トリとして単独出演しました。
またこの度、米レーベル「88rising」より、5月にアルバム先行シングル「Uzi San」が配信リリース、そして6月にニュー・アルバムの発売が決定。世界各国でライヴを行ない、活躍の幅を広げ続ける新しい学校のリーダーズ。今年もこれに留まらず、6月にはヨーロッパ・アジア地域を回る〈World Tour Part I〉を開催。スペイン・バルセロナで開催されるヨーロッパ最大級の音楽フェス〈Primavera Sound Festival〉を皮切りに、ヨーロッパ、アジア13ヵ所をめぐる全13公演を予定しています。飛躍し続ける彼女達にまだまだ目が離せません。
[ライヴ・レポート] オープニングのSEとTaiko projectと共にオリジナルのどてら姿で登場すると、今年1月にリリースした「Toryanse」を披露し、押し寄せた現地の観客をオープニングから圧倒し盛り上げた。
1曲目が終わると、間髪入れずに新曲の「OMAKASE」を初披露。昭和歌謡と現代のサウンドが融合した楽曲に、観客からは大きな歓声が寄せられた。
「Pineapple Kryptonite Remix」では、SUZUKAから「Everybody Jump!!」の合図がかかり、初となる大舞台の観客を一つにし、早くもボルテージはマックスに。楽曲が終わると観客に向け、「Let me hear you!」と呼びかけ、観客もそれにしっかりと「ATARASHII GAKKO!」と応えるコールアンドレスポンスの場面もあり、そのまま大人気楽曲の「オトナブルー」に繋げた。
その後は「Arigato」、「Forever sisters」とこちらも初披露となる楽曲を立て続けに披露。「Arigato」ではメンバー4人がそれぞれホウキを持ち、それをギターに見立てたパフォーマンスを行う場面も。こちらの2楽曲は音源が公開されていなかった楽曲にも関わらず、現地の観客は歓声を上げた。
2018年にリリースしたピアノロックナンバー「最終人類」では、これぞ新しい学校のリーダーズと言えるダイナミックなダンスや肩車でグループの個性を鮮烈に表現。終盤に披露された「Tokyo Calling」は、初めてマーチングバンドUSC marching bandを引き連れこれまで多くの国々でライブを行なってきた彼女達が、日本の東京から世界の人々の背中を押すメッセージを持った楽曲。この楽曲から放出されるエネルギーを、「We are marching」と歌う場面で、メンバーに応えるようにファンも拳をあげ、受け取る形となった。
ラストに披露されたのは、88risingから初のリリースとなり、世界デビューの1曲目となった「NAINAINAI」。ステージを駆け巡り最後まで観客の心を離さず、初の大舞台を笑顔で締め括り、世界最大級の音楽フェスの舞台でも“青春日本代表”としての爪痕を残した。