ベールに包まれた存在にも関わらず、先入観なしに“音”に反応した音楽ファンや関係者の間で瞬く間に火がつき、毎シングルごとに鮮烈な印象と衝撃を与えてきたNenashiが、1stアルバム『Found in Tokyo』を4月24日(水)にリリースしています。
アーティスト名の由来“根無し草”の通り、さまざまな国に滞在、世界中で受けた価値観、インスピレーションを反映させたシングル作品をリリースしてきたNenashi。これまでに、450万回再生越えしたフランスの国民的ラッパー、ホーカス・ポーカスの20sylとコラボした「Be(Vis ta Vie)」、イスラエルの歌姫、J・ラモッタ・すずめとコラボした「Gonna Be Good」、タイでいま最も勢いのある3ピース・ファンク・ロック・バンド“FORD TRIO”、そしてグラミー賞にノミネートされ、ロバート・グラスパー、テラス・マーティン、マーカス・ギルモアらと共演するアメリカの実力派ラッパー、Mike Larry Drawとコラボした「Unlikely Soul」など、各国の豪華アーティストをフィーチャー。Nenashiの原点である“世界中を旅する”というテーマのもと、まさにボーダレスなコラボを経て、長い旅がようやくアルバムという形で節目を迎えます。
これまで素顔やアイデンティティーを公表してこなかった、300万回再生越えとなったヒット曲「Scars」で遂に日本のシンガー“Hiro-a-key”であることを同時に発表。Hiro-a-keyとして活動し、キャリアを築いてきた東京、そして“純粋に音楽だけを聴いてほしい”という思いからNenashiというプロジェクトをスタートした東京、世界を行き来しながらも、“東京でみつかったもの”という思いがアルバム・タイトル『Found in Tokyo』に込められています。
限定版はカヴァー・アルバム『“At the Crib” Cover songs by Nenashi』を付属した2枚組。プリンス、ファレル、シャーデー、ボビー・コールドウェル、エド・シーランといった本人が敬愛するアーティストたちの名曲をセレクト。クラシカルな名曲たちがNenashiのフィルターを通して生まれ変わる、新解釈なカヴァー曲集も必聴です。
シンガーとしての歌唱だけでなく、ラップ、ヒューマン・ビート・ボックス、サンプラーなどさまざまなスタイルをみせながらも、Chara、加藤ミリヤ、Aile The Shotaといった国内外のアーティストのアレンジ、プロデュースも手がけ、またオーディオ・ブランド「Beats」のスペシャル・ムービーのテーマ曲を手掛けるなど多彩に活動を広げるNenashi。デビュー・アルバムにして集大成、満を持して全方位の音楽ファン、世界に届ける1枚がここ“東京”で完成しました。
また、5月17日(金)に東京・コットンクラブにて開催されるリリース・パーティーの豪華ゲストとしてAile The Shota、Sincereの出演を発表。
さらに、今回のリリースを記念して〈origami SAI 2022 Tokyo〉より、「Gonna Be Good」のライヴ映像を公開。オリジナル楽曲ではJ・ラモッタ・すずめが歌っている女性パートを、このライヴ・ヴァージョンではNenashiが圧倒的な歌唱力でパフォーマンスしています。
[コメント] デビューシングル「Lost In Translation」から約5年。 1stアルバム『Found In Tokyo』をリリースする事になりました。 音楽をそのまま聴いて貰いたいと正体を隠してスタート、世界に向けて発信し、リリースしてきたシングルは多くの国の人に聞いてもらえました。 コロナを経て、アイデンティティーを明かしましたが、改めて振り返ると「Tokyo」で見つけてもらい、変わりゆく「Tokyo」で築き、発信し続けてきた集大成のアルバムになったなと思います。 「根無し草」の名の通り、色んな国の文化や言語、価値観に触れ、それを音楽に取り入れたいなと試行錯誤し、このアルバムも日本、アメリカ、フランス、イスラエル、タイのアーティストとコラボできた事を嬉しく思います。そして、これからもテクノロジーを駆使して、更に国境を超えたコラボが待っていると思うと、夢は広がります。
今回のアルバムは、 「Lost In Translation」=すれ違い 「Satellite Lovers」=遠距離恋愛 「Be (Vis ta Vie)」=そのままでOK 「Gonna Be Good」=未来への希望 「Scars」=傷付いて強くなる 「Take Me Back」=子供の頃の夢 「Unlikely Soul」=内なる美 「Say My Name」=困ったら呼んで 「Pickin’」=相応しい愛が見つかるよ 「Work Song」=仕事頑張ろ 「Sunny」=週末待ち遠しい
Say my nameからDestiny’s Childを思い出したのでそこから歌詞に取り掛かりました。 誰かに向けて書いたはずが歌詞が自分に向いて来た感じがします。 サビのコーラスワークとかカッコよくて勉強になりました。 誘って頂き有り難うございました&リリースおめでとう御座います。 ――Daichi Yamamoto