マトモス 2006/03/06掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ビョークの
『ヴェスパタイン』に参加して以来、彼女のツアー・メンバーとして欠かせない存在となった、サンフランシスコのエレクトロ・デュオ、
マトモス。その彼らの前作
『ザ・シヴィル・ウォー』(写真)から約3年ぶりとなるニュー・アルバム『A Rose Has Teeth In The Mouth Of A Beast』がついにリリースされます!
ゲストには、
アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズのアントニーのほか、
ジーナ・パーキンス、
クロノス・クァルテットらが参加しており、またビョークはオーストラリアの哲学者ヴィトゲンシュタインの一説を朗読するオープニング・ナンバーに参加しているそうです。
今回も奇怪なサンプリング満載の“変態さ”で知られる彼ららしく、バラや人間の皮膚をタバコで焼いた音をサンプリングするなど、キテレツなサンプリングが満載ですが、自由奔放にして親しみやすい彼らのキュートでポップな面ももちろん健在ですので、ご安心を。
日本盤(PCD-23754 \2,415(税込))は4月21日に、
US盤は5月9日にそれぞれ発売される予定で、日本盤には、剣道の音をはじめ、彼らが日本で採取した音から作られた、
三島由紀夫のポートレイト・ナンバーがボーナス・トラックとして追加収録される予定です。
●『A Rose Has Teeth In The Mouth Of A Beast』
01. Roses and Teeth for Ludwig Witthenstein
02. Steam and Sequins for Larry Levan
03. Tract for Valerie Solanas
04. Public Sex for Boyd McDonald
05. Semen Song for James Bidgood
06. Snails and Lasers for Patricia Highsmith
07. Germs Burn for Derby Crash
08. Solo Buttons for Joe Meek
09. Rag for William S.Burroughs
10. Banquet for King Ludwig II of Bavarie
+日本盤ボーナス・トラック