『
燃えよドラゴン』、初主演作『
タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道序章』から50年、“世界のアクションレジェンド”としてエンタテインメント界を牽引してきた
ジャッキー・チェンが、『
ドランクモンキー酔拳』日本初上陸から45周年にして70歳を迎える節目の年に挑んだ超大作『ライド・オン』。全国公開が5月31日(金)と間近に迫る中、5月27日(月)に東京・池袋グランドシネマサンシャイン シアター3にて先行日本最速上映会“祝・ジャッキー・チェン70歳 集大成祭”が開催されました。
この日、ジャッキーと同じく“芸歴50年・御年70歳”を迎えた
関根勤、そしてジャッキーを愛しジャッキーに認められた男、
ジャッキーちゃんが登壇。また、ジャッキー・チェン本人からのメッセージ映像も届けられ、「映画見てね!会いたい!」という日本のファンへ向けたラヴコールに会場は多い沸きました。
さらにゲスト2人へのプレゼントとして、関根版&ジャッキーちゃん版のポスター・ヴィジュアル(写真)がお披露目されたほか、特別ゲストのラリー・ヤン監督もサプライズ登場するなど、盛りだくさんの演出が展開。自身も一ファンだという監督は、撮影現場でのジャッキーについてやジャッキーへの想いを語り、日本のファンに向けて「映画を通していちファンとして、ジャッキーへの尊敬の気持ちと愛がどう描かれているのかを感じ取っていただけたらと思います」とメッセージを送りました。
[イベント・レポート] ジャッキー・チェン芸歴50年・祝70歳という節目の年に日本公開を迎える『ライド・オン』。日本最速上映を記念してジャッキーと同じく“芸歴50年・御年70歳”を迎えた関根勤、そしてジャッキーを愛しジャッキーに認められた男、ジャッキーちゃんが登壇。まずは一足先に作品を鑑賞した2人へ特に印象に残っているシーンを問われると、関根「詳しくは言えないですが、私は涙を堪えきれませんでした!ハンカチ3枚は必要です!あと馬との関係性を描いていますが、ペットを飼っている人からするとたまらないと思います!」と熱く語り、ジャッキーちゃんは「このシーン!最高だから絶対に見て!やっぱりスクリーンで見るジャッキー映画は最高ネ!」と帽子の小道具とともに身振り手振りでシーンを再現しながら会場を盛り上げた。
本作の大きな魅力のひとつである、ジャッキー演じるルオとその娘との涙のドラマについて娘を持つ父として関根は「グッときますよね、、!娘に認めてもらえるというのが父親として一番肝心なんですよ。それが上手く描かれていました。娘役の女優さんも本当に可愛かったです。好きになっちゃいました(笑)」と観客の笑いを誘った。
またジャッキー・チェンを好きになった原点について関根は「肉体的な動きもすごいけど、可愛らしいんですよ。アクションとコメディを一緒やってくれる方はなかなかいないんですよ。ずっと追いかけています!」と再び熱くコメント。ジャッキーちゃんは「僕は小学校2年の時ですね。『スネーキーモンキー 蛇拳』(1978)を見て、仮面ライダー、ウルトラマン、戦隊モノ、ジャッキー・チェンという感じで僕の中でスーパヒーローなんです」とコメント。2人のジャッキーへの強い愛情とリスペクトが垣間見えた。
「スタントマンはNoと言わない」という劇中のセリフとかけて、Noといえなかったことについて関根は「バンジージャンプを断れなかったですね。後千葉真一さんから『100mの崖を下ります』って言われた時ですね(笑)Noって言えないですよ(笑)」と驚愕のエピソードを明らかにした。ジャッキーちゃんは「僕の場合はNoと言うね(笑)。流暢に日本語話してくださいと言われ、断りました(笑)」とまさかのコメント。
そしてここでなんと惜しくも来日が叶わなかったジャッキー・チェン本人からのメッセージ映像がスクリーンに映し出されると会場からは大きな歓声が上がり、「映画見てね!会いたい!」という日本のファンへ向けたラブコールには「会いたい!」と沢山のレスポンスが返ってきていた。芸歴50年を祝いたかった、いつか一緒に仕事をしたいというジャッキーの熱い言葉に関根は「一緒に仕事したいですねぇ、、!」と大感激。芸歴10年目のお祝いと、ともに映画を広めましょうと正式に宣伝大使を任命されたジャッキーちゃんは「モノマネをはじめて10年目になりますが、ご本人からコメントをいただけるとは思ってもいませんでした。とても嬉しいです!」と喜びと興奮を体いっぱいに表現していた。
さらにゲスト2人へのサプライズプレゼントとして、関根版・ジャッキーちゃん版のポスタービジュアルがお披露目された。あまりに違和感のないビジュアルに会場は笑いに包まれていた。最後のサプライズとして、なんと客席から極秘に来日していたラリー・ヤン監督がサプライズ登場!早速撮影現場でのジャッキーについて問われると「彼を考えながら、脚本を書いていました。だから彼が出演してくれなければ、この作品は完成しなかったんです。この場を借りて彼に感謝申し上げます」とジャッキーへのリスペクトを表明した。
さらに「現場では沢山のアイディア・アドバイスなどのサポートを受けました。私自身もファンで、どのように彼を描こうかと考え、劇中の彼はヒーローですが、人間としてもろい部分、弱い部分もあるということを表現したかった」とこだわりを明らかにした。関根から「沢山アイデアを出してきたというジャッキーさんの一番驚いたアイデア」について質問があり、「最初は『ずっと俺の顔をみるなよ!』と言われました(笑)現場ではファンでもあるので、一生懸命見ようとしてしまうんです(笑)」とジャッキーのスター性について語ると、「後はアクションについて、あんまり苦労させちゃいけないと、『今日は大丈夫ですよ。」と言っても『まだ出来るよ!』ととにかくエネルギッシュでした』とジャッキーの未だ衰えないパワフルさを教えてくれた。またジャッキーちゃんを初めて見た監督は「なんでジャッキーがいるの!?と思いました(笑)本当に似ています!」と大絶賛。「みなさん聞きました!?」とジャッキーちゃんは満面の笑みを浮かべていた。
最後にラリー監督から「日本のファンのみなさんと会えて、本当に嬉しいです。みなさん是非この映画を観て、楽しんでほしい。また映画を通していちファンとして、ジャッキーへの尊敬の気持ちと愛がどう描かれているのかを感じ取っていただけたらと思います」と締めくくり、サプライズだらけのイベントは最後まで会場の熱が冷めやらぬまま、終了した。©2023 BEIJING ALIBABA PICTURES CULTURE CO., LTD.,BEIJING HAIRUN PICTURES CO.,LTD.
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