最新シングルには3曲が収録されていますが、そのうちの「THANK YOU, HELLO GOOD BYE」は、佐々木のデビュー・シングル「大器晩成」を手がけた中島卓偉が作詞作曲を担当。卒業ソングを縁の深い中島が担当することについては、佐々木が「曲を聴いて、自然と涙が出る感じだった」と語り始めると、「活動のときに抱く想いみたいなものが、すごく素敵なメロディに乗せられていて」「レコーディングのときは、感情を入れすぎると泣いてしまいそうだったので、いい意味で無の心境で臨みました」とレコーディング秘話を明かしました。
今年の5月に加入1周年を迎えた下井谷幸穂と後藤花は、4月から全国各地を回った春ツアー〈アンジュルム concert tour 2024 spring Secret secret〉でステージでのパフォーマンスに手応えを得られた様子。下井谷は「今回のツアーは歌を目標に掲げていて」「発声練習をしたり、歌詞の意味を考えたりして、感情が表情に出せるようになってきた」と語ると、後藤も「春ツアーから余裕ができて、ダンスも踊れるようになってきた」と成長ポイントを挙げました。
その後のMCでは、松本わかなが「アンジュルムのカッコよさと美しさ、愛を感じる3曲になっています!」と最新シングルの特徴をファンに向けてアピール。佐々木は「THANK YOU, HELLO GOOD BYE」について、「中島さんの曲で卒業できることが本当に嬉しい」「歌詞をじっくり読んで聴いていただけたら」とコメントし、同楽曲をパフォーマンス。11人はミニ・ライヴの最後に、優しげなメロディの中で力強く、元気づけられるような歌声を響かせ、感動的な空間を作り出してステージを終えました。