ソフト・マシーン 2006/03/13掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
英国ジャズ・ロックの強者、
ソフト・マシーンの貴重な映像がDVDとなって甦ります。4月21日に国内帯ライナー付仕様盤(ARDV-1032 税込\3,990)が発売となる
『グライズ』(写真)には、西ドイツ(当時)の“Beat Club”に出演した際の映像を収録。マニアの間では伝説とされるこの映像、今回のDVD化に際し、これまで商品化されていなかった約8分の素材が追加されることになっています。これがインプロヴィゼーションを展開している映像とのことで、DVD化ともども嬉しい内容でしょう。
さらにこの作品には、DVDと同じ
エルトン・ディーン(sax)、マイク・ラトリッジ(key)、
ヒュー・ホッパー(b)、
ロバート・ワイアット(ds)という編成でのライヴを収録したCDも付いています。こちらのライヴは、70年10月25日にオランダのアムステルダムで行なったパフォーマンス。黄金のラインアップによる充実した演奏が楽しめます。
ちなみに、3月22日には75年のライヴを収めた
『フローティング・ワールド・ライヴ』と、ホッパーを中心とする
ソフト・マシーン・レガシーの新作
『ソフト・マシーン・レガシー』が発売に。6月にはそのレガシーがディーン追悼公演のため、来日することも決定しています。その詳細は
コチラで。
●『グライズ』収録曲
<DVD>
01. Neo-Caliban Grides
02. Out-Bloody-Rageous
03. Robert Wyatt's vocal improvisation
04. Eamonn Andrews
05. All White
※輸入品に日本語帯と解説を付けた仕様のため、字幕はありません。
<CD>
01. Facelift
02. Virtually
03. Out-Bloody-Rageous
04. Neo-Caliban Grides
05. Teeth
06. Slightly All The Time
07. Eamonn Andrews
08. Esther's Nose Job
09. Slightly All The Time / Noisette