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映画『先生の白い嘘』、奈緒・風間俊介ら演じる登場人物たちの本音が垣間見える映像公開

2024/06/19 12:46掲載
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映画『先生の白い嘘』、奈緒・風間俊介ら演じる登場人物たちの本音が垣間見える映像公開
 鳥飼茜の衝撃作・漫画『先生の白い嘘』(講談社「月刊モーニング・ツー」所載)が奈緒主演で実写映画化、7月5日(金)より全国の劇場と3面ライブスクリーンにて公開。それに先駆け、この度、登場人物たちの本音が垣間見えるキャラクター紹介映像が公開されました。

 本作は、ひとりの女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出したヒューマンドラマです。原作は漫画の連載が開始されるや否や、その衝撃的な内容が口コミで広がり、累計部数100万部(全8巻 / デジタル版を含む)を突破した鳥飼茜の同名漫画。誰もが目を背けたくなるような歪んだ感情を、痛々しくもリアルに描き切った渾身の一作を禁断の実写映画化。男女の性差に翻弄され葛藤する本作の主人公・原美鈴を奈緒が演じます。共演陣には猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介らが名を連ね、歪み切った登場人物たちによる狂気的愛憎の四角関係と観る人の心の奥底をエグるストーリーが描かれていきます。

 この度、歪みきった登場人物たちの本音が垣間見える15秒のキャラクター紹介映像が公開。奈緒演じる主人公の美鈴は、地味で平凡な毎日を過ごす高校教師ですが、実は親友の美奈子の婚約者の早藤から無理やり肉体関係を迫られ、その後も関係を続けてしまっています。「私の敵は私なの」、「女はそんな正しい世界を正しくは生きられないの」は男女の性差に翻弄され、自分の矛盾する感情にもだえ苦しむ美鈴の心の叫びとなる。そして、その悲痛な本音を明かす相手とは……。

 猪狩蒼弥演じる美鈴のクラスの生徒の新妻は、三木監督が本作は「先生と新妻のラブストーリー」だというように、性に対するトラウマを持つ美鈴の痛みに共感し、やがて恋心を抱くようになる役どころです。人が苦手でクラスでも浮いていた新妻が、「俺、先生のこと、好きです」、「先生も俺に会いたかった?」と先生と教え子という許されない関係ながらも、美鈴への真っ直ぐな想いを向ける姿がおさめられています。

 三吉彩花演じる美奈子は、不動産会社の取締役を父に持ち、学生時代からの恋人との婚約にこぎつけ、誰もが羨むような女性の華やかな部分を持っています。「私たち結婚するの」と早藤との婚約を、笑顔いっぱいに美鈴に報告し、幸せ全開な雰囲気を漂わせる。そんな幸せそうな姿から一転、「幸せそうなフリして、愚かで惨めな女だって思ってた?」と言い放ちます。美奈子が取り繕うことを辞めた時、歪んだ関係にある変化が訪れます。

 風間俊介演じる早藤は不動産会社にエリートサラリーマンで人当たりも良く社交的ですが、裏では女を見下して暴力をふるう猟奇的でサディスティックな二面性を持ちます。冒頭映像の「なんですか?」と見る者を存分に煽る表情から、その狂気的な内面が早くも浮き彫りになります。そこから婚約者の美奈子の頬を愛おしそうに撫でる一方で、美鈴を後ろから抱きしめているシーンが次々と映し出されていきます。親友同士と知りながら関係を持つ早藤の異常さが映像から伝わってきます。そして、「俺さ、怯えた女じゃないと欲情しないんだよ」というセリフが更なる狂気とインパクトを与えます。

 それぞれ内に秘めた本音が垣間見え、心をエグるセリフが印象的なキャラクター紹介映像に、映画への期待が高まる仕上がりとなっています。

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©2024「先生の白い嘘」製作委員会 ©鳥飼茜/講談社

『先生の白い嘘』
2024年7月5日(金)全国ロードショー
senseino-shiroiuso.jp
配給: 松竹ODS事業室 / イノベーション推進部
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