スコットは、アルバムについて「ラスベガスをやっつけろ (原題: Fear and Loathing in Las Vegas)』の中で、ジャーナリストがタイプライターの前に座り、窓から自分の過去を眺めながら、混沌の中に意味を見出そうとするシーンを回想してたんだ。『Infinite Health』は、精神的、感情的、肉体的な癒しのためのマントラであり、癒しと内省のための空間づくりをテーマにしている。結局のところ、我々に本当に必要なのは肉体的、精神的に健康でいることであり、誰もが家族や友人が永遠に健康であることを願う。そういう意味では、永遠の健康とは当たり前であり、必要不可欠なものだ」とコメント。レコーディング過程においては、個性と簡潔さを目標に置き、“自分たちのルーツに忠実でありながら、可能な限り異なるサウンドにしよう”というのが全体的なコンセプトだったと語っています。
今回MVが公開されたリード・シングル「Phantom」は、スコットがアルバムの中で最も気に入っている楽曲とのこと。虹色に輝く80年代風のヴィジュアルが印象的なこのアップビートなトラックは、ティコのトレードマークであるサウンドにイタロ・ディスコのネオン・ノワールを取り入れた仕上がりです。MVは、アニメーションを制作したヴィジュアル・アーティストのPixel FluxことRicardo B. Ponceとの共同制作で、編集と監督はスコット本人が務めました。