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アルヴァ・ノト、作曲技法を探求する「HYbr:ID」シリーズ第3弾は瞑想的なサウンドスケープ

アルヴァ・ノト   2024/07/08 13:28掲載
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アルヴァ・ノト、作曲技法を探求する「HYbr:ID」シリーズ第3弾は瞑想的なサウンドスケープ
 ドイツ人サウンド・アーティスト、アルヴァ・ノト(Alva Noto)が、多彩な作曲技法を探求する新シリーズ「HYbr:ID」の第3弾アルバム、『HYbr:ID III』を7月12日(金)に発表します。日本の伝統芸能である能楽からインスピレーションを受けたという本作で、アルヴァ・ノトは前2作で確立された軌跡を引き継ぎ、リズムとノン・ビートの両方を織り交ぜながら、瞑想的で美しく共鳴し合う音色によるサウンドスケープを作り上げています。

 『HYbr:ID III』は、日本の学校体育や軍隊などで指導される一糸乱れぬ行進や方向転換などの“集団行動”からインスパイアされた、振付家リチャード・シーガルと彼のダンス・カンパニー“Ballet of Difference”によるコンテンポラリー・ダンス作品『BALLET OF (DIS)OBEDIENCE』のために作曲した楽曲を収録したもの。

 新作についてアルヴァ・ノトは「〈HYbr:ID〉シリーズのアルバムは個々の楽曲としてだけでなく、ひとつの作品として認識されるものであり、これらのアルバムを正しい曲順で聴いて、全体として体験する可能性を特に重要視している。また、これらのアルバムはバレエ作品のために作曲されただけではなく、純粋な音楽作品としてそれぞれのアルバムが機能しており、彫刻的な質感を生み出すような方法でエレクトロニック・サウンドと構造を作り上げることに強く焦点を当てた、私にとっての新しい特質を示している」と語っています。

 CDパッケージはアルヴァ・ノトの諸作品でおなじみの、縦18cm x 横12.5cmの特殊サイズ紙ジャケ仕様。収録曲それぞれの音と音響記号に基づいたグラフィック図形譜を付属しています。






Photo by Andrey Bold

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