2024年7月から新1万円札の肖像は渋沢栄一となり巷は新札の話題で持ちきりとなっています。主役クラス登場人物として重要な位置を占める“渋沢栄一“を
勝新太郎が演じたことも大きな話題となった
荒俣宏原作・
実相寺昭雄監督による映画『
帝都物語』は1988年に公開。当時10億を超える興行成績を納めたヒット作となりました。翌年に続編として公開された『
帝都大戦』との2作品で映画は完結しています。
その『帝都物語』
オリジナル・サウンドトラック盤が1988年の発売以来令和の世によみがえります。音楽は
石井眞木。
大友直人指揮、
新日本フィルハーモニー交響楽団による演奏で組曲『帝都物語』として構成された壮大なスケールの音楽作品が36年の時を経てデジタルリマスター、SHM-CDのフォーマットでリリースとなります。続編である『帝都大戦』
オリジナル・サウンドトラック盤の音楽は
上野耕路。こちらも現在廃盤となっていますが、今回の再発売では2作品あわせた2枚組オリジナル・サウンドトラックとしてリリースされます。
2作品ぞれぞれのダブルフェイスオリジナルジャケット仕様に加え、今最も話題の渋沢栄一(勝新太郎)によるスリーブケースが付属。明治、大正、昭和、平成と彼が夢見た“帝都”の歴史を令和の“東京“と生きる私たちに思い起こさせる仕様となっています。
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