名門レーベル「4AD」を代表するバンドであり、ドリーム・ポップの礎を築いたコクトー・ツインズ(Cocteau Twins)と、アンビエント・ミュージックの先駆者、ハロルド・バッドの2組が1986年にリリースした共作アルバム『The Moon and the Melodies』が、初リリースから38年を経て、コクトー・ツインズのロビン・ガスリーによるオリジナル・テープからのリマスタリングによって初のリイシューが決定。8月23日(金)にCDとLPでリリースされます。
一癖も二癖もある『The Moon and the Melodies』ですが、長年にわたって熱狂的なファンを惹きつけているほか、Spotifyで最もストリーミングされている曲のひとつ「Sea, Swallow Me」がTikTokで、表現しがたい哀愁のためのサウンドトラックとして幾度も使われているなど、いまだに存在感を放っている作品でもあります。一方、サイモンは、このアルバムのユニークさは、その控えめで無計画な成り立ちに由来すると考えており、「心地よいと思える作品を作るのがいつだって大事なんだ」とし、「一緒に音楽作りを楽しんでいる友人たちとの一瞬を切り取ること。それが本質なんだ。あの音楽は、僕らがスタジオでいかに楽しい時間を過ごしていたかということを映し出しているんだ」と語っています。
[TRACKLISTING] 01. Sea, Swallow Me 02. Memory Gongs 03. Why Do You Love Me? 04. Eyes are Mosaics 05. She Will Destroy You 06. The Ghost Has No Home 07. Bloody and Blunt 08. Ooze Out and Away, Oneho