今年結成25周年イヤーを迎え、6月には25周年ベスト・アルバム『LOVE STORY〜HY BEST〜』をリリースした沖縄出身のバンド・HYが、TVアニメ『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』（新潮社バンチコミックス刊）のオープニング主題歌を担当することが決定しました。

　本アニメは、南の島を舞台にした、ちょっぴり変わった異文化ラヴコメ作品。2025年1月よりTOKYO MX、BS11、沖縄テレビ、琉球放送、琉球朝日放送ほかにて放送開始することが決定しており、沖縄県民放3局でのTV放送はアニメ史上初。HYが沖縄県うるま市出身のうちなーとして作品を盛り上げます。

　ヴォーカルギターの新里英之は「青春ラブコメディーアニメと言う事でしたので、元気いっぱい弾けるような曲を作ろうと最初から決めていました。沖ツラの中の風景はどこか見た事がある風景だったので、作者の空えぐみ先生に聞いてみたら、実際にある場所を描いていると聞き、そこで僕は沖ツラに出てくる海に行き、曲のアイディアを膨らましていきました。三線の軽快なメロディーにロックで可愛くて、どこか切なさも感じる、まさに青春アニソンを作る事が出来ました」とコメント。どのような楽曲になるのか気になるところ。新曲に関する続報を是非チェックしてみてください。

　さらに放送に先駆けて、鬼頭明里が演じるメインキャラクター・喜屋武飛夏（ひーなー）とファイルーズあいが演じる比嘉夏菜（かーなー）、PR大使のご当地VTuber・根間ういの3人のオリジナル・ヴィジュアルと、アニメ本編映像の一部も公開されています。

　なお、HYは、9月22（日）沖縄・那覇文化芸術劇場 なはーと 大劇場を皮切りとした全国ツアー〈HY 25th Anniversary BEST!! Kary TOUR 2024-2025〉を開催。チケットなど詳細はオフィシャル・サイトをご確認ください。

［コメント］
沖ツラの主題歌を歌いますHYです。
青春ラブコメディーアニメと言う事でしたので、
元気いっぱい弾けるような曲を作ろうと最初から決めていました。
沖ツラの中の風景はどこか見た事がある風景だったので、
作者の空えぐみ先生に聞いてみたら、実際にある場所を描いていると聞き、そこで僕は沖ツラに出てくる海に行き、曲のアイディアを膨らましていきました。
なんか、漫画の世界に僕が入り込んだ様な感覚にもなって、不思議な体験をしました。
三線の軽快なメロディーにロックで可愛くて、どこか切なさも感じる、まさに青春アニソンを作る事が出来ました。
沢山の方にこの歌を聴いて、楽しんでもらいたいです。
――HY新里英之（vo，g）






©空えぐみ・新潮社／「沖ツラ」製作委員会