「ジプシー・ウーマン」「サブウェイ・ジョー」「オーディナリー・ガイ」など、数々の名曲で知られる
ジョー・バターン(Joe Bataan)が、7年ぶりの来日公演を開催します。9月21日(土)・22日(日)東京・代官山 晴れたら空に豆まいて。チケットは発売中です。
今回の日本公演では、ニューヨークでジョー・バターンのバンドに在籍していた
池田雅明(tb)、これまでの来日公演に参加してきた
佐藤誠(g)、
ウィリー・ナガサキ(perc)、
大儀見元(perc)、
あびる竜太(key)、澁谷和利(b)、島田直道(tb)、
加納樹麻(ds)らラテン〜サルサ界の凄腕ミュージシャンが集結。御年82歳を迎えるジョー・バターンのいぶし銀の世界を支えます。
ジョー・バターンは1942年生まれ。フィリピン人の父、アフリカ系アメリカ人の母を持ち、みずからをアフロ・フィリピーノと呼んできました。1967年に名門レーベルの「ファニア」から『
ジプシー・ウーマン』でデビュー。『
サブウェイ・ジョー』『
ライオット!』と立て続けにヒット作を発表し、バリオの吟遊詩人とも呼ばれたジョーのタフな生活を綴ったリアルな歌詞は、ゲットーで暮らすプエルトリカンと黒人のオーディエンスを魅了しました。70年代にはディスコ・ブームを牽引したサルソウル・レーベルの創立にも深く関わり、アルバム『
サルソウル』を発表。80年代に音楽シーンから離れるものの、2000年代に入って音楽活動を再開。日本でもたびたび公演を行なっています。