「フィットする暮らし、つくろう。」をコンセプトに、一人ひとりの「自分らしい暮らし」に寄り添う商品をお届けするとともに、オリジナル・ドラマをはじめ、ドキュメンタリー・コラム・レシビ等、様々なコンテンツを公開している「北欧、暮らしの道具店」が2018年に開始したポッドキャスト番組『チャポンと行こう!』初となる主題歌「わたしの星 feat.三浦透子」の楽曲とミュージック・ビデオが、7月28日(日)20時に配信開始。
SNS・アプリの総フォロワー数728万人を有する「北欧、暮らしの道具店」のポッドキャスト番組『チャポンと行こう!』は、店長の佐藤とスタッフの青木がパーソナリティを務め、隔週日曜20時に配信しています。これまでにリスナーから寄せられたお便りは約5,000通、22年に開催した初の公開収録イベントには300名の招待枠に1,600人超の応募が寄せられ、当日のライヴ配信は延べ1万人以上が閲覧する等、人気コンテンツに成長しています。2022年末、店長・佐藤がリスナーへの感謝の気持ちを込めて『チャポンと行こう!』テーマ・ソング企画を立案。映画『青葉家のテーブル』の音楽プロデューサーを務め、映画『
ザ・ファブル』(監督:
江口カン)、ドラマ『君に届け』(NETFLIX)の楽曲等を手がけた、株式会社グランドファンク・剣持学人へプロデュースを依頼。第45回日本アカデミー賞最優秀音楽賞受賞の映画『
竜とそばかすの姫』、第35回日本アカデミー賞 優秀音楽賞受賞の映画『
モテキ』等を手がけた音楽家の
岩崎太整と共に楽曲を制作しました。
歌詞を担当するのは、「北欧、暮らしの道具店」の連載企画をはじめ、インタビュー集『経営者の孤独。』、エッセイ『死ぬまで生きる日記』で注目を集める文筆家・土門蘭。そして歌唱を担当としたのは、俳優として第94回アカデミー賞 国際長編映画賞受賞の映画『
ドライブ・マイ・カー』(監督:
濱口竜介)、大河ドラマ『
鎌倉殿の13人』(NHK)に出演しながら、映画『
天気の子』(監督:
新海誠)主題歌「祝祭」(作詞作曲:
RADWIMPS)の歌唱等、凛とした存在感と透明感あふれる歌唱で歌手としても活躍を広げる
三浦透子。清々しく温かな気持ちを呼び起こし、壮大なメロディと共に、ひとりの世界が広がっていく1曲が完成しました。
あわせて公開されたオリジナル・ミュージック・ビデオの出演はモデルの工藤弥。自分だけの“部屋”という空間=「わたしの星」があれば、外の喧騒を気にすることなく健やかに心地よく過ごすことができる、そんな小さくて、大きな「わたしの星」を描きます。
[コメント]様々な楽曲を制作してきましたが、いずれも最終的な「ゴール」は見えていたように思います。ですが今回は、世界観を制作陣で共有しながらも、ゴールはわからないまま、周りの景色を見ながら「こういう方法もあるかもね」とすり合わせ進む、すでにそこにある「原石」からかたちを掘り出すような彫刻的な曲づくりでした。『北欧、暮らしの道具店』の持つ世界観を「音楽」というかたちにするためのお手伝いをしたような感覚です。だからこそリスナーのみなさんの方が、きっと僕の辿り着けない、世界観の深いところまで潜って、この曲を理解してくださるのではないかと期待しています。――岩崎太整(作編曲)番組の6周年にあたりリスナーの皆さんへの感謝を込めたプレゼントになるようなもの、まだラジオを聴いたことがない方には新たな興味を持ってもらうきっかけになるようなことを企画したいと考えました。思い至ったのはふと口ずさめたりラジオと同様に耳で味わってもらえる楽曲のプレゼントでした。
様々なかたちで暮らし働く人の中にも、もしかしたら自分だけの星のような心の空間があってそんな「わたしの星」を耕したり潤わせたりするお手伝ができたなら。店づくりやラジオで積み重ねてきたのはそんな願いだったことに昨今気がつきました。
そんな思いをプロデューサーの剣持さんはじめ、岩崎さん、土門さん、三浦さんという素晴らしいクリエイターのみなさんと共有しながら『わたしの星』が完成しました。街のどこかで流れていたり、誰かが口ずさんでくれている景色に出会えたら嬉しいです。――佐藤友子(「北欧、暮らしの道具店」店長)