LITEのベーシスト“JunIzawa”が、ソロ名義では初となる1stフル・アルバム『MilesTone』を7月31日(水)にリリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポートしている。
No Busesの近藤大彗(g / vo)のソロ・プロジェクト“
Cwondo”と共作した「ROLLIN」、
TAMIWのTamiKeem(vo)との共作「Couch Potato」をはじめ、
水中スピカの千愛(g)との共作「INSIDE」、Keisuke Saitoとの共作「HUFF」、楓幸枝との共作「ジャンブル」を含み、また新曲4曲を追加した全11曲のアルバム作品となります。
ジャケットに描かれた“MilesTone”のタイトルロゴは、アルバムを聴いた
Shing02が自筆でデザインし、JunIzawaにプレゼントしたもの。ソロ活動で出会った新たな繋がりと、音楽的な実験と挑戦を行ってきた軌跡をフルパッケージした今作は、毎曲ごとにスタイルが異なるもののJunIzawaのメロディへの細心のアプローチを堪能できる、華やかなアルバムとなっています。
また、公開されたリード曲「Micronautz」のMVは、JunIzawa本人が一人でモーションピクチャーの技法を使用し制作されました。音と映像をリンクして彼の世界観を堪能してください。
[コラボレーション参加アーティスト コメント]ここは宇宙、無限の景色が広がっている
溶けて混ざって弾けた次は
光の速さで駆け抜ける
このアルバムは宇宙船
自分を彷徨う宇宙船
私という味気ない何かを
「旅」と言わせてくれる音――Keisuke SaitoIzawaさんアルバム「MilesTone」リリースおめでとうございます!
Izawaさんのソロのライブは幾度となくみさせてもらっていますが、トラックで体を揺らしはじめたお客さん達がIzawaさんがベースを弾き始めるとそこから一気にフロアが熱気を帯びていっていて。一曲目のMicronautzを聴いてすぐその光景がパァっと目に浮かびました。
どの曲もその先の展開の読めなさと遊び心があって、コラボレーション相手のミュージシャンの方によって雰囲気やカラーが少しずつ違うのも面白くて気づいたら一周しているようなアルバムだと思います。私は最近リリースされた「ジャンブル」が特にお気に入りです。
(私のコラボさせてもらった「Couch Potato」もぜひたくさん聴いてくださいね!)――TamiKeem(TAMIW)独自の世界観を維持したまま新たな挑戦をしているアルバムになっていると感じました。
展開のあるループサウンドはとても胸が高まるし、もはや職人技です。
今までの作品もとても好きですが、今作は大人の色気をすごく感じる仕上がりになっていてさらに興味をそそられました。ライブで是非聴きたいですね。――千愛(水中スピカ)ミヒャエルエンデの「鏡のなかの鏡」という連作短編集がとても好きだ。前の物語が次の物語の残像となって淡くつながり、読み進めるごとに奥へ奥へと誘われ引きずり込まれていく。
「MilesTone」を拝聴した時、あぁこれは音楽版鏡のなかの鏡だ、と思った。テーマやジャンルは1曲ごとに異なるのに物語は脈々と続き、その不可思議さと妙な居心地の良さに手招かれ、気付いたら井澤さんの音楽世界にどっぷり迷い込んでいる。このまま永久に迷い込ませてくれた良いのにと願うのに、ラストの「Azure Haze」では井澤さんがじゃあねとしっかり手を振って物語に「。」をつけてしまう。
憎い、憎い。だからそのままアルバムをもう1周してやった。何度だって迷い込んでやる。
あ、コラボさせてもらった「ジャンブル」、こんな魅力を放つ企てだったんですね。アルバム聴いて井澤さんの狙いが分かってより愛しい曲になっちゃったじゃないですか。
リリースおめでとうございます。――楓幸枝