ニュース

藤ヶ谷太輔×奈緒W主演映画『傲慢と善良』キャストコメント&場面写真公開

2024/08/02 12:03掲載
はてなブックマークに追加
藤ヶ谷太輔×奈緒W主演映画『傲慢と善良』キャストコメント&場面写真公開
 辻村深月による同名小説を原作とした映画『傲慢と善良』が、9月27日(金)より全国ロードショー。この度、場面写真が公開されています。

 2019年に単行本が発売されると、現代に生きる人々のリアルな恋愛観や価値観が描かれた本作は第7回ブクログ大賞を受賞し、20代、30代を中心に多くの共感を呼び、ついに昨年には2023年最も売れた小説に。発行部数は100万部を突破し話題は広がり続けています。

 本作はすでにSNSやメディアのレビューコーナーを中心に多く取り上げられており、「人生で一番刺さった」「明日からの生き方が変わるかも……」「どんどん引き込まれて最後は感動した」「男女で感想がわかれそう!」「まさに私のことだ」など様々な感想が広がっています。また、Amazon、楽天、Yahoo!などのレビューサイトでは星4点以上を獲得し、高い評価を得ています。

 この小説に出会ったときから衝撃を受け、「人生で一番好きな小説」と映画化を熱望する藤ヶ谷太輔、そして「辻村作品に出演するのが夢だった」と語る奈緒がダブル主演を務め、婚活で付き合い始めるも1年も将来を決めない[傲慢]な架と、親の敷いたレールの上で[善良]に生きてきた真実を等身大で演じます。ラストには、映画版ならではのオリジナルな展開も待ち受けています。主人公の架と真実はマッチングアプリで出会い婚約した直後、真実が突然失踪してしまいます。彼女を探すうち〈知りたくなかった過去と嘘〉が明らかになります。すべてをさらけ出した2人がたどり着く“一生に一度の選択”を描く、感動の恋愛ミステリー。

 2023年最大のベストセラー『傲慢と善良』。自身の価値観を覆すようなセリフの数々に心が抉られる人が続出。読む者の立場によっても全く異なる印象を与える恋愛ミステリーを、元々原作の大ファンであったという藤ヶ谷太輔と奈緒は、何を感じ、どのように演じたのか。発売当初から衝撃を受け、これまでも様々なメディアで“好きな小説”として紹介し映像化を熱望してきた藤ヶ谷でしたが、今回ようやく念願叶い「この本に出会ってから、いろんな人に『絶対読んだ方が良い』とお勧めしています。だから『こうありたくなかったな』っていう傲慢な自分になっています(笑)。もっと早く出会ってたかった本ですよね。10代で出会ってたら、また違った20代のスタートだったのになって。未だに刺さり続けていて、辻村先生の書く言葉たちが、とにかく心に残るし、あの時、自分が置いてきた気持ちを先生が言語化してくださったみたいな、そんな勘違いの出来る一冊です」と人生の中で特別な一冊である『傲慢と善良』への思いを寄せます。

 また、藤ヶ谷と同じく辻村深月作品に並々ならぬ思いがあふれる奈緒は「私は辻村さんの小説が本当に大好きな中で、今回の映画は、改めて男女のすれ違いってすごくミステリーなんだなって思ったんです。真実の“嘘”について、気づくポイントが男女で全然違ったり、読者の中でもすれ違いが起きるって、すごいことだなって思います。藤ヶ谷さんが(みんなに)『読んで』って言いたくなるのは分かります。出会ってほしいって思います。もし私が10代の時に出会ってたら、20代の間で出会ってきた自分の中の“傲慢さ”をもうちょっと許せたかもしれないとも思います」とコメント。『傲慢と善良』は読者によってさまざまな解釈ができるのも魅力のひとつでしょう。

 そんな原作愛にあふれる藤ヶ谷と奈緒の最高のキャスティングに加え、繊細な心情描写と映像美に定評がある萩原健太郎監督がタッグを組み、登場人物の奥底に潜む繊細な心情描写をスクリーンに描き出しました。完成した映画を鑑賞した辻村は本作の完成度を大絶賛。原作小説の行間にある架と真実の感情の機微を見事に表現した藤ヶ谷と奈緒の感情を揺さぶる演技にも注目です。さらに、映画では、藤ヶ谷&奈緒を虜にしている原作にも描かれていないオリジナルの展開も。架と真実が婚活を通して成長していく過程は原作そのままに、映画オリジナルとなるクライマックスも見逃せません。

 さらに、マッチングアプリで知り合った架と真実の出会いのシーンを切り取った新場面写真も到着。長年つきあった彼女にフラれたことをきっかけに、婚活を始めた架は、アプリを通じて何人もの女性とデートを重ねますが、なかなかしっくりきません。そんな中、控えめで気の利く真実と出会い、交際を始めやがて婚約するものの、ある日、突然真実が失踪を遂げます。

 婚約者はなぜ消えたのか?彼女を探すうち〈知りたくなかった過去と嘘〉が明らかになります。不器用な2人が最後にたどり着く“一生に一度の選択”を知った時、生きづらさを抱えるすべての人を優しく包み込むことは間違いありません。

拡大表示


拡大表示

©2024「傲慢と善良」製作委員会

『傲慢と善良』
2024年9月27日(金)より全国公開
gomantozenryo.asmik-ace.co.jp
配給: アスミック・エース
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015