役所広司主演で山田風太郎の小説『八犬伝 上・下』（角川文庫刊）を、ダイナミックかつ緻密なVFXを駆使して実写映画化したエンターテイメント超大作『八犬伝』が10月25日（金）より全国ロードショー。公開に先駆け、“8”尽くしの8月8日（木）“八犬伝の日”の日に、豪華キャストの迫力あふれる場面写真が一挙公開となりました。

　里見家の呪いを解くため、八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命をダイナミックなVFXで描く『八犬伝』＝虚構の世界。そして、作家・滝沢馬琴と挿絵を頼まれた浮世絵師・葛飾北斎の奇妙な友情を通じて“創作”の真髄に迫る実話の世界がシンクロしながら、かつてないスケールで描かれた本作。

　［実］パートの滝沢馬琴に役所広司、葛飾北斎に内野聖陽、馬琴の息子・宗伯（鎮五郎）に磯村勇斗、宗伯の妻・お路に黒木華、馬琴の妻・お百に寺島しのぶと日本映画界を代表する実力派が集結。さらには立川談春、中村獅童、尾上右近といった落語、歌舞伎界の顔が重要なキーパーソンで登場します。［虚］パートでは、八犬伝のすべての始まりとなる伏姫に土屋太鳳、里見家に呪いをかける闇を司る玉梓に栗山千明、八人の剣士に渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、水上恒司、松岡広大、佳久創、藤岡真威人、上杉柊平、さらに重要な役柄で河合優実、塩野瑛久と、今最も旬な注目の俳優たちが躍動。監督は『ピンポン』や『鋼の錬金術師』シリーズの曽利文彦が務めます。

　この度到着したのは、そんな日本を代表する豪華俳優陣が演じる、個性的な登場人物たちのさまざまなシーンを写し出した場面写真の数々。

　『八犬伝』作者・馬琴（役所広司）のドラマが描かれる［実］パートからは、馬琴とその家族や友人たちとの姿を写したカットが登場。「八犬伝」の構想を語って聞かせる馬琴や、友人として興味深そうに耳を傾ける人気絵師の北斎（内野聖陽）、医者を志しながら一番の理解者として父を支え、日々愚痴が絶えない母・お百（寺島しのぶ）に手を焼く馬琴の息子・宗伯（磯村勇斗）、そして失明という困難に見舞われた馬琴が、義理の娘・お路（黒木華）の手伝いを経て『八犬伝』を完成させようとする姿など、実話を基に展開される珠玉のドラマに好奇心を掻き立てられる新カットが揃いました。

　壮大なスケールで展開される『八犬伝』＝［虚］パートからは、里見家を救うために集まった八犬士たちの新カットが公開。名刀「村雨」を携え戦いに挑む犬塚信乃（渡邊圭祐）、美しすぎる女装姿で暴君・扇谷定正（塩野瑛久）を狙う犬坂毛野（板垣李光人）、瓦屋根の上で白熱の決闘を繰り広げる信乃と犬飼現八（水上恒司）、八犬士の証である体の痣を見せ合い仲間であることを確信する信乃と犬川荘助（鈴木仁）、仲間を探しに連れ立って歩く信乃と現八と犬田小文吾（佳久創）など、新カットが続々。さらに犬村大角（松岡広大）、犬江親兵衛（藤岡真威人）、犬山道節（上杉柊平）ら、全員が集結した八犬士たちの戦いや友情にも期待が高まるカットばかり。また、里見家にかけられた呪いを解くため八犬士を生み出す伏姫（土屋太鳳）、信乃に想いを寄せる浜路（河合優実）、強力な怨念で里見家を末代まで祟る八犬士最大の敵・玉梓（栗山千明）など、立場の異なるさまざまな美しき女性キャラクターたちの印象的なカットも見逃せません。

　馬琴渾身の作品である『八犬伝』は人気を博し、異例の長期連載へと突入していきますが、クライマックスに差しかかった時、馬琴は失明してしまいます。本映画は、それでもなお書き続けた馬琴が『八犬伝』に込めた想いが伝わるもの。［虚］で展開する驚異のスペクタクルと［実］で描かれる創作への執念と壮絶な半生、そして『八犬伝』に込めた馬琴の想いが胸を打つ、前代未聞のエンターテインメント超大作に期待が高まります。


































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