「青春だった」で鮮烈なデビューを飾った全員が真悟のバンド、わたしたちは真悟が、8月14日(水)に2ndシングル「机の上」をリリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。
今作2ndシングル「机の上」は、旅立ちをテーマに書かれています。学校教育の中で机の上は学業はもちろん友情や恋愛やイマジネーションのフィールドとなります。その1平方メートルに満たない机の上で少年少女は無限の可能性を想像と共に膨らませます。独特なギターリフと歌から始まるこの曲は強い決意と後ろめたさが交差するスリリングな物語のようです。コーラスの振り分けも面白く、難易度の高い楽曲となっているものの、前作と同様に幾度も聴いてしまう中毒性があり、その度に彼らの細かいこだわりを感じることができます。
初ライヴでも7曲披露したように、楽曲自体はすでに揃っているように思えます。そう遠くない未来にアルバムのリリースも予想されるので、そちらも楽しみに待ちたいところです。
6月27日に横浜で行われた初ライヴでは全7曲を楽しみながらも激しく感情をぶつけるようにライヴハウスに響かせていました。これから活動が増えていくようですが、各々の真悟が別バンドで活動する中、“わたしたちは真悟”はどこを目指すのか。前作リリース時に語られていた『わたしは真悟』の作者・
楳図かずおとの接触について尋ねたところ、「今は何も言えないです。わたしたちは遠回りでも近道でもいばらの道でも楳図先生にお会いできる道があればそこを選んで歩いていきます」(森真悟 g,cho)との回答がありました。この活動を続けていけばいずれその道は開かれるかもしれません。
[コメント]今も昔も変わらないのはたくさん想像、妄想をする事。違うのは大人になってその頭の中で描いた色んな事を現実にする為の行動をするかしないか、理由をつけて行動に移せるか移せないか、かなぁと思ってます。
まだまだ夢追い人でいたいし、このままで終わるつもりもないという決意表明みたいな歌。
机の上で描いた事、現実にしていきましょう。――金廣真悟 Vo. / Gt.いいテンポで2ndのリリースにつながりました。四人の真悟は年齢も出身もバラバラですが、不思議なくらい居心地がいいです。曲を合わせるにしても居酒屋で雑談するにしても、ずっと前から知り合いだったような懐かしい気持ちになります。何十年も同じ名前で呼ばれ、同じ名前を書いてきた四人ですから、友達や親兄弟よりも自分自身に近い感覚なのかもしれません。
今は曲作りだけでなく、新たな試みも検討中です。一つはもう動き出していますので準備が整い次第お知らせします。ご期待ください。
“わたしたちは真悟”は全国の「真悟さん」を募集しています。楽器が弾けなくても、歌が歌えなくても結構ですのでご連絡ください。一緒に面白いことをしましょう。――森真悟 Gt. / Cho.