UKのインディロック・バンド、ブラック・ミディのギタリスト兼ヴォーカリストであるジョーディー・グリープ（Geordie Greep）が、ソロ・デビュー・アルバム『The New Sound』を10月4日（金）にリリースすることを発表し、1stシングル「Holy, Holy」をEthan and Tomが監督したビデオとともに公開。あわせて、2025年2月よりジャパン・ツアーを開催することも発表されました。

　圧巻の演奏スキルと爆発的イマジネーションで、新世代UKシーンの核として活躍してきたバンド、ブラック・ミディとして、3枚の驚異的なアルバム『Schlagenheim』（2019）、『Cavalcade』（2021）、『Hellfire』（2022）をリリースし、どの作品も世界的に高い評価を獲得。完売が続出し大成功を収めた2019年と2022年の日本ツアーや、〈FUJI ROCK FESTIVAL '23〉ホワイト・ステージへの出演、世界の名だたるフェスへの出演など、5年近くにわたるほぼノンストップのワールド・ツアーを経て、さらにジョーディー・グリープは初のソロ・アルバム『The New Sound』をレコーディングする時間も捻出していました。

　このアルバムによって、彼はこれまでにないほど創造的なアイデアを探求することができるように。ブラジル・サンパウロとロンドンにまたがる30人以上のセッション・ミュージシャンが制作に関わっている本アルバムでは、それらのミュージシャン達と、ジョディー・グリープによるブラック・ミディ仕込みのハイレベルな演奏、爆音、衝撃音、ささやくような独り言など、音楽的、叙情的なテクニックとさまざまな音楽ジャンルが見事に化学反応を起こしており、アルバム全11曲を通してリスナーを十分に惹きつける作品に仕上げています。

　ジョーディー・グリープは「僕の計画は、『キース・ジャレットのようなことをする』こと。つまり、違う場所で毎回違うセッション・ミュージシャンのグループを起用し、同じようにはできないという現実に耳を傾けることなんだ」と語っています。

　なお、ジョーディー・グリープのジャパン・ツアーは、2月13日（木）東京を皮切りに、名古屋、京都、大阪、広島が決定。そのほか詳細は、追って発表されるとのことです。






Photo by Yis Kid