伊藤万理華主演、
酒井麻衣が監督・脚本を務める映画『チャチャ』が、10月11日(金)より東京・新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー。この度、メイキング写真が公開されています。
本作『チャチャ』は、新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not) HEROINE movies”=ノットヒロインムービーズの第4弾公開作品。監督を務めるのは、『美しい彼』シリーズで多くのファンの心をつかみ、今もっとも注目を集めるクリエイター・酒井麻衣。本作は、酒井にとって7年ぶりの完全オリジナルストーリー。主演を務めるのは、実力派俳優として幅広いフィールドで唯一無二の存在感を発揮している伊藤万理華。チャチャが思いを寄せる相手・樂(らく)を
中川大志が演じ、ミステリアスな役どころで新境地を開拓します。加えてチャチャの同僚・凛を
藤間爽子、キーマンとなる謎の男・護を
塩野瑛久、護の恋人のピオニー役を、映画『
PLAN 75』で重要な役どころを演じ話題となった
ステファニー・アリアン、さらに
落合モトキ、
藤井隆と個性的なキャストが脇を固めます。
本作で監督を務めるのは、ドラマ『
美しい彼』シリーズ、『
劇場版 美しい彼〜eternal〜』で多くのファンの心をつかみ、『
夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』でピュアなラヴ・ストーリーに挑戦するなど、今もっとも注目を集めるクリエイター・酒井麻衣。8月23日には映画『恋を知らない僕たちは』が公開となり、飛ぶ鳥を落とす勢いです。酒井監督にとって映画『チャチャ』は『
はらはらなのか。』以来7年ぶりの完全オリジナルストーリーによる長編映画。ラヴ・ストーリーのようで、コメディでもあり、サイコホラーの様相も見せます。 観る者を惹きよせながらも突き放す変化球で、酒井監督ならではの美意識を集約させたジャンルレスな一作となっています。
本作のプロデューサーである加藤優は、「本作は(not) HEROINE movies という、メ〜テレとダブが手掛ける映画レーベルの第4弾という位置づけにある。一つ一つの作品は独立しており、それぞれの監督が独自の視点で器用に生ききれない女性を描くという企画だ。原作ものかオリジナルかという縛りはなく、個別にどのように進めていくかを話し合って決めていく。酒井さんへはその突き抜けた世界観を活かす作品を、とプロデューサー部で話し合い、オリジナルの打診をした」と企画の成り立ちを話しています。また、「酒井作品の魅力のひとつには『こんな世界を見てみたかった』と思わせるような映像の作り込み、美しさがある。本作でも、色彩あふれる美術やロケ地、カラフルな衣裳とヘアメイク、シーンによってガラッと変わる画面の色味、光をとらえた映像などでその独自の感性が存分に発揮された」と酒井監督の魅力について語りました。
今回参加しているスタッフには『美しい彼』シリーズなど過去の酒井作品へ参加された“酒井組ベテラン”が集結し、監督の頭の中にある世界を実現するべく各部署が心血を注いで、唯一無二の映像表現が作られていったといいます。主演の伊藤も「監督と素直に話しながら、私の表情や声色、芝居の癖を徹底的に直していただきました。これまで参加してきた作品の中で確立してきたと思っていたものを全て壊して演じたと思います。私にとってもすごく必要な体験でした」と撮影を振り返りました。
公開となったメイキング写真からも酒井自身が役者とも真剣に向き合い、全員で映画『チャチャ』の世界観を作り上げていった様子が伺えます。酒井監督は「本能と欲望のままに見たい感情と物語をスタッフ・キャスト、みんなで表現しました。伊藤万理華さんがチャチャになってくださったことにより、私はチャチャという女の子が狂おしい程に愛しく、大好きになりました。不思議で切なく、どこか可笑しい世界に是非とも迷い込んでくださいませ」とコメントを寄せています。
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