1985年のショパン国際ピアノコンクールで優勝し、日本では“ブーニン現象”と呼ばれるほどの人気を博したピアニスト、
スタニスラフ・ブーニンが、新録音と過去の名演を収録するCD3枚組のアルバム『スタニスラフ・ブーニン NEW & BEST』を10月9日(水)に発表します。
ブーニンは、2013年にピアニスト生命を脅かすほどの病気と怪我を患い、演奏舞台から姿を消していましたが、2022年秋、療養生活を経て演奏活動を本格的に再開。9年ぶりのコンサートまでを追った様子はNHK-BSプレミアム『それでも私はピアノを弾く〜9年の空白を超えて〜』で放送され、大きな反響を呼びました。
アルバム『スタニスラフ・ブーニン NEW & BEST』はブーニンの約10年ぶりの新録音を収録するディスク1と、これまでの名演奏を収録したディスク2〜3からなる3枚組。ディスク1には今年7月、千葉・千葉県南総文化ホールで録音した
シューマン作曲「色とりどりの小品 作品99」、ディスク2〜3には1991年から2015年までに録音された
ショパン、
バッハ、
モーツァルト、
ベートーヴェンなど、ブーニンが長年取り組んできたレパートリーを収録しています。
また、ブーニンは10月11日(金)の長野・八ヶ岳高原音楽堂公演を皮切に、2025年1月末まで、日本各地でリサイタルを予定しています。