アイドル・グループ“
日向坂46”が宮崎県ひなた宮崎県総合運動公園で開催した〈ひなたフェス2024〉の翌日、9月9日(月)に「SNOOPY Loves NATURE “Team up!” in ひなたフェス2024」を実施しました。
〈ひなたフェス2024〉は、日向坂46と宮崎県のつながりを背景にした大型フェスであり、宮崎の地方創生やサステナビリティにも日向坂46らしい楽しいアプローチで実施。今回その取り組みの一環として、スヌーピーやチャーリー・ブラウンでおなじみのPEANUTSが実施しているクリーンイベント「SNOOPY Loves NATURE “Team up!”」とコラボレーションし、フェスの翌日に会場一帯を申し込み当選者300名と、当日のサプライズで登場した日向坂46のメンバー14人、さらには応援に駆け付けたスヌーピーと共にゴミ拾い活動を行いました。
[イベント・レポート] 2024年9月9日、ひなた宮崎総合運動公園において「SNOOPY Loves NATURE “Team up!” in ひなたフェス2024」が開催されました。本イベントは、事前抽選で日向坂46のファンとPEANUTSファンクラブから合計約300人の参加者が集まり、フェス翌日に会場となったひなたサンマリンスタジアムのあるひなた宮崎総合運動公園に集合。参加者は当日配布されたエコバッグにもなる記念の緑色のビブスとロゴ入り軍手を着用し、会場は緑一色に。自然との一体感が感じられるデコレーションが施され、イベントのテーマにふさわしい環境が整えられていました。また会場には高さ約3.5mの大きなスヌーピーバルーンが登場。参加者はイベントの参加記念にキュートなスヌーピーとウッドストックのバルーンと一緒に記念写真を撮影していました。
開会式では、PEANUTSの活動について説明が行われました。まず、「PEANUTS」は「思いやりの輪」を広げるプロジェクト「TAKE CARE WITH PEANUTS」をグローバルに推進しており、今年の国内活動では「CARE FOR THE EARTH、地球への思いやり」に焦点を当てていて、いつもより少し地球の事を意識しようという思いを込めた「SNOOPY Loves NATURE」というテーマが展開されました。「PEANUTS」が応援する自然のための取り組みとして、街や海をきれいにするクリーンイベントが全国各地で開催されており、今回はひなた宮崎総合運動公園で、ひなたフェスとのコラボイベントとして実施されました。
PEANUTSがこの活動を始めたきっかけや想いについて「スヌーピーが登場するコミックの中には、自然や地球を思いやることの大切さがたくさん描かれています。キャラクターや楽しいことを通してそういったメッセージを伝えていきたいと思い、去年から活動をさせていただいております」と説明があり、さらに、「日向坂46さんでも色々とSDGsの取り組みをされていると思いますが、その中で日向坂46チームの皆様にお声がけいただきまして、同じ方向を見ていたという事から今回ご一緒する取り組みとなりました」と述べました。
次に、NPO法人「海さくら」の児玉氏が登壇し、今回のゴミ拾い活動に協力していただいたの活動について説明があり、また全国でのゴミ拾い活動を通じて感じたことを共有しました。「目指せ日本一楽しいゴミ拾い、をモットーに様々なビーチクリーン活動などを行っております。一見きれいに見える海や街でも、よく見ると意外にゴミが落ちていることがあります。普段から意識的に見ることが大切だと気づかされます。実は海のゴミというのは約7,8割が町から来ていると言われています。町が奇麗にならないと海がきれいにならない。ですので今日皆さんがこの周辺をゴミ拾いするという事で海をきれいにする事に繋がっていくので、そういう事ををちょっときにしながら今日はやってもらいたいです」と思いを語られました。
続いてMCより「本日のゴミ拾い活動にご参加いただくサプライズゲストをお呼びしたいと思います。日向坂46の皆さんです!」の呼び込みと共に日向坂46のメンバーが登場。この日はキャプテンの佐々木久美や加藤史帆、佐々木美玲などこの企画に参加を希望し、スケジュールにおいても参加可能であったメンバー14名が完全当日サプライズで登場し、まさかのライブ翌日のメンバーたちの登場に会場は大きな歓声と感動の声につつまれました。
前日まで行われていたひなたフェスの感想をメンバーの佐々木久美は「本当にこのひなたフェスで宮崎の皆さんやおひさまの皆さんの愛をたっぷり感じる事ができて、その皆さんにもっと恩返しをしていきたいなと改めて思えるようなフェスでした」と語り、加藤史帆は「すごく大きな規模のフェスで、たくさんの方のご協力があってこそ開催できたはずなので、本当に人の温かさを感じですごく楽しくてかったです」と語り、森本茉莉は「宮崎で開催されるライブという事で、地元の方々がステージに出演してくださったりと、本当にこのライブならではの演出もたくさんあって、大好きな宮崎の魅力を皆さんと一緒に共有できた感じがして嬉しかったです」と話した。今回のゴミ拾いイベントへの参加についてメンバーの清水理央は「宮崎でひなたフェスを開催するにあたって、ご協力いただいたあたたかい宮崎の皆さんと豊かな宮崎の自然にたくさん感謝をしていて、日向坂46のみんなと、チーム日向坂、おひさまの皆さんと一緒にたくさん恩返しができたらなとすごく思いましたし、今日のゴミ拾いをするにあたって、来る前よりもきれいにという意識を持って皆さんと協力してゴミ拾いしていけたらいいなとすごく思っています」と話した。
最後にスヌーピーと日向坂46のメンバー、さらには参加して下さった皆様とも一緒に写真撮影を行い開会式は終了。
そしてクリーンイベントがスタート。日向坂46のメンバー14人と参加者300名は、3つの班に分かれてそれぞれのエリアに移動し、トングとゴミ袋を手に持ってゴミ拾い活動に取り組みました。気温は30度近くまで上昇し、暑い中での作業となりましたが、参加者は適宜水分補給をしながら楽しく活動していました。
暑い中でのクリーンイベントでしたが、参加者たちは楽しみながらも真剣にゴミ拾いに取り組み、父親と一緒に関東圏から来たという男の子は、「ボランティアに参加したのははじめてだったが、心が気持ちよくなりました」と、楽しみながら地域に貢献できたことに感謝し、友人2人で参加した女性は「メンバーと至近距離でゴミ拾いができて感激でした。ボランティアはじめて参加しましたが、好きなグループとコラボして、自然にいい事ができるのはいいイベントだなと感じました」と環境への意識を変える第一歩となった事を語りました。
約1時間の清掃活動を終え、参加者とメンバーは、集めたゴミを分別し、クリーンイベントを締めくくりました。
参加者に対してメンバーから、ゴミ拾いに参加してくれたことへの感謝と、ひなたフェスの来場者が皆綺麗に会場を使い自主的にゴミを捨てないようにしてくれたことへの感謝を述べ、大きな拍手に包まれてイベントは終了しました。
イベントを終え、キャプテンの佐々木久美は「こういうイベントに参加するのははじめてでしたが私自身の心も洗われました。なかなか会場の周りを歩くという機会がないので、こんな素敵な町でやらせていただいたんだという実感がよりわきました」と感想を語った。
参加者と日向坂46のメンバーが一丸となって楽しみながら、クリーンイベントを行うという初めての試みであったが、日向坂46らしいSDGsの取り組みとなった。今回のひなたフェス2024では全体を通して、地域とのつながりや人と人のつながりを感じられる取り組みが多数実施された。今後も日向坂46ならではのSDGsな取り組みに期待していきたい。