Ovallのベーシスト“
Shingo Suzuki”が、ソロ作第3弾となる「All in your palms」を9月11日(水)配信リリースしています。
メロウでいて緊張感があり、エレガントでありながらBGMになることを頑なに拒む。そんな2024年の東京のオルタナティヴ・ジャズに新しい風を吹かせる、ソロ・プロジェクト“Shingo Suzuki L.Y.P.S”(Liquid Yellow Portraits)。Ovallのベーシスト“Shingo Suzuki”に共鳴したアーティスト達が楽曲ごとに集結し、ジャズ、ソウルの枠を超え型にハマらない表現で東京の今を音で奏でる変幻自在なプロジェクトですが、今回はShingo Suzuki、
渡辺翔太(p)、守真人(ds)という極限まで削ぎ落とされたピアノ・トリオでレコーディングされています。
「All in your palms」は、現在の日本ジャズ・シーンの最重要ピアニストのひとり“渡辺翔太”のリリカルなピアノをフィーチャーし構成にひねりを効かせオルタナティヴで立体的なアレンジが施された“骨太オルタナティヴ・ジャズ”。ダイナミックなミックスはShingo Suzuki自身によるもので、さらにジャケットもShingo Suzuki本人がドローイング。プロジェクト名にもある“Liquid”をキャンバスに描いたアートワークも注目です。
なお、Shingo Suzukiは、10月1日(火)東京・丸の内 コットンクラブにて〈Shingo Suzuki L.Y.P.S 1st LIVE「Liquid Yellow Portraits」〉を開催。ヒップホップやR&B、ジャズもクラシックもストリートも、リスナーの世代をも超えて巻き込む引力をもった躍動感あふれるライヴとなります。
[コメント]シンプルなピアノ曲として作曲されたこの曲はミニマルなピアノトリオのフォーマットを基本にレコーディングされました。
特に渡辺翔太のリリカルなピアノをフィーチャー。バラードにもなり得るこの曲にラウドで印象的なパターンの守真人のドラムにメロディのように副旋律で歌われるベースを組み合わせ、オルタナティブで立体的なアレンジにしています。
All in your palmsの意味はThe world is yours“世界は君のもの”という意味。大変な世界の状況にありながら、それでもこの世に生まれて来た者達へ向けた希望の曲です。――Shingo Suzuki