クイーンの3rdアルバム『
シアー・ハート・アタック』がリリースされて今年で50年を迎えます。これを記念し、ゆかりのゲストが参加して同アルバムを語るトーク・イベント「新クイーン・ゼミナール III シアー・ハート・アタック 50周年ウィーク」が11月9日(土)、10日(日)、11日(月)の3日間、東京・原宿 Space WOWにて開催されます。
1974年10月11日に英国でリリースされたシングル「キラー・クイーン」が英チャート最高位2位まで上昇する大ヒット。この曲が収められた3枚目のアルバム『シアー・ハート・アタック』が発表されたのは同年11月8日(日本: 12月21日)。先行シングルがヒットしたことで同アルバムもチャート最高2位となり、クイーンがブレイクするきっかけになったアルバムでもあります。
トーク・イベント「新クイーン・ゼミナール III シアー・ハート・アタック 50周年ウィーク」に登壇するゲストは3日間で5組。初日11月9日(土)の昼の部には、
ブライアン・メイ愛用のギター、レッド・スペシャルの名手としても知られるQUEENESSのギタリスト、
清水一雄とGUEENの井口慎也のふたりが登場。ブライアンのギターソロをフィーチャーした「ブライトン・ロック」を始め、ギタリストの視点で実演を交えながら同アルバムを語ります。9日の夜の部には日本で最初にクイーンを紹介し、1stアルバムのライナーノーツも書いた音楽評論家 / DJの
大貫憲章と、音楽雑誌ミュージックライフでクイーンを積極的に取り上げ、日本でのブームを作り上げた元編集長の東郷かおる子が登壇します。ふたりは『シアー・ハート・アタック』リリース時のいわば生き証人。当時の状況や国内での背景をじっくり聴けそうです。
2日目、11月10日(日)昼の部には『クイーンは何を歌っているのか?』の著者であり洋楽歌詞解説者の朝日順子。「キラー・クイーン」を始め、
フレディのファンタジー世界 / ライ王国3部作の最終章と呼ばれる「谷間のゆり」など、歌詞からアルバムを描きます。夜の部にはQUEERのドラマーであり、ミュージックライフ増刊ロジャー・テイラー特集号の著者でもあるロジャーM.高橋が登場。
ロジャー・テイラー / ドラマーの視点でアルバムを解説します。
最終日、11月11日(月)は、自他ともに認めるクイーン・ファンの
ROLLYが登場。これまで2回開催された50周年ウィーク・シリーズ(2023年7月、2024年3月)でクイーン愛を炸裂させたROLLYが、果たして今回は何を語るのか。
「新クイーン・ゼミナール III シアー・ハート・アタック 50周年ウィーク」の入場チケットは各日40枚限定。オンラインは生配信と1週間のアーカイブ視聴ができます。入場&配信チケットは9月21日(土)12:00から発売されます。