「もし、アメリカで内戦が起こったら?」――今や世界を席巻するA24が、史上最大の製作費を投じ、アメリカで起きる内戦を描く、2024年の衝撃作『シビル・ウォー アメリカ最後の日』。A24史上最高のオープニング記録を樹立したほか、興行収入ランキングで2週連続1位を獲得し話題をさらう中、10月4日(金)の日本公開に先駆けて、映画予告史上初となる“イヤホン必須”の〈360°体感!立体音響予告〉を公開しています。
「戦場のど真ん中に放り込まれて、身動きができなくなったよう」と、圧倒的没入感を持つ“逃げ場の無い”サウンドデザインが話題の本作。手掛けたのは、『
ゼロ・グラビティ』で第86回アカデミー賞・音響編集賞を獲得した、天才サウンドデザイナー、グレン・フリーマントル。『ゼロ・グラビティ』では、宇宙空間に突然放り込まれてしまった人間が陥る“音のない世界の音”を再現、多くの人を、劇場の客席から未知の“宇宙空間”へと連れ出し、劇場音響をネクストステージへと進めた彼が、本作で新たに挑んだのは“戦場”の再現。圧倒的、そして緻密に計算されたサウンドデザインで、今作でも観客を未知の体験へと連れ出します。
今回公開となった〈360°体感!立体音響予告〉は、フリーマントルが目指すこの没入体験に、少しでも近付いてもらうために企画されたもの。イヤホンを装着することで余計な音を遮断すると同時に、360方向から迫ってくる戦場の音の中に飛び込んでいくようなサウンドがデザインされた、映画予告史上初の取り組みとなります。飛び交う戦闘機独特の、鋭い高音を放つエンジン音、街中のビル群の爆発音、無数の銃弾が飛び交う廃墟での銃撃戦とその瞬間を捉えるカメラマンたちの無機質なシャッターの音と恐怖に怯える人間の息遣い――。戦場の最前線に立ったもののみが体感する全ての音が、360方向から襲ってくる、イヤホン必須の体感型予告となっています。
制作にあたった予告篇制作会社「バカ・ザ・バッカ」のデイレクター、壽崎誠は「物語を伝えるより、戦場を体験できるよう絵音ともに臨場感を意識しながら製作した」と通常の予告制作時との違いを振り返り、難しかった点として「〈立体音響〉はスタジオでないと実現できないので、(イヤホンでの)音の聞こえ方を想像しながら制作した点」と述べ、これから映画を観る人に向けて「まさに戦場にいるかのような映画ですので、覚悟を持ってぜひ劇場へ」とメッセージを送っています。
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