2023年の初来日公演も大盛況だったオーストラリア・メルボルン発のパンク・バンド、アミル・アンド・ザ・スニッファーズ(Amyl and The Sniffers)が、10月25日(金)に3年ぶりとなるニュー・アルバム『Cartoon Darkness』より、甘くメロディアスなバンドにとって新次元のサウンドを展開している新曲「Big Dreams」を、PHC Filmsが監督したミュージック・ビデオとともに公開しています。
バンドはこれまで2枚のアルバム、『Amyl and the Sniffers』(2019)、『Comfort to Me』(2021)をリリースしており、『Cartoon Darkness』は通算3枚目のアルバムとなります。前作『Comfort to Me』は、オーストラリア・チャートで最高2位を記録し、同国で最も権威のある〈ARIAミュージック・アワード〉において最優秀ロックアルバム賞と最優秀グループ賞を受賞。そして、ここ日本も含む世界中で行なわれたツアーや、グラストンベリー・フェスティバルを含む世界最大規模のフェスへの出演、フー・ファイターズのサポートなどを経て、ガレージ・パンク革命児たちが放つ『Cartoon Darkness』は、2024年初頭に、かつてニルヴァーナの『Nevermind』やフリートウッド・マックの『Rumours』がレコーディングされた、米ロサンゼルスにあるフー・ファイターズが所有する「Studios 606」にて、プロデューサーのニック・ローネイ(ニック・ケイヴ、アイドルズ、ヤー・ヤー・ヤーズ)とともにレコーディングされました。
今回公開された「Big Dreams」は、BBC Radio 1の「Hottest Records」にも2回選定されたほか、The Observer、Kerrang、Loud & Quiet、Brooklyn Vegan、Paper、Paste、Under the Radarで「Tracks of the Week」に選出。新作アルバム『Cartoon Darkness』で達成された新たな高みと深みを暗示するような楽曲です。また、これまでもアミル・アンド・ザ・スニッファーズのMVを担当してきたPHC Filmsによる映像は、バンドが砂漠をバイクで疾走するシーンをワンテイクで撮影した壮大なもの。新曲の気高い音色が世界の終末のようなシーンの見事なサウンドトラックに仕上がっています。
本作は、デジタル / ストリーミング配信に加えて、解説書・歌詞対訳が封入された国内流通仕様盤CD、限定盤LP、東京・原宿BIG LOVE RECORDS限定盤LP、通常盤LP、CDを含む輸入盤で発売されます。