9月28日、29日の2日間、河口湖ステラシアターにて〈MISIA SOUL JAZZ 2024〉が開催されました。
河口湖ステラシアターは半円形ですり鉢状の客席空間が印象的な山梨県にあるホール。晴れた日には富士山も見えるこの会場に、Candle NightシリーズやPEACEFUL PARKなどの公演で
MISIAは度々訪れていました。今回、そんな河口湖ステラシアターでMISIAの人気ライヴ・シリーズである〈SOUL JAZZ〉を初開催。2日間で約6,000人が来場しました。
[ライヴ・レポート] ライヴは世界で活躍するトランペッター黒田卓也による演奏でスタート。続いて日本テレビ系2024アスリート応援ソング「フルール・ドゥ・ラ・パシオン」の演奏が始まるとMISIAが登場。会場が歓声に包まれた。「河口湖ステラシアターでの初めてのSOUL JAZZへようこそ!ニューヨークからやって来たくれた黒田卓也率いる素晴らしいメンバーたちと、シアターの屋根も開き野外で開催できてうれしいです。最後まで楽しんでいってね」と挨拶。
藤井風が提供した楽曲「Higher Love」が始まると、MISIAの歌声に合わせてオーディエンスも空に手を伸ばして応える。その後の「Thriller」では会場中が手拍子に包まれ、肩を揺らして楽しむ観客の姿も目立った。「来るぞスリリング」、「真夜中のHIDE-AND-SEEK」とジャズアレンジされた楽曲が続き、会場に一体感が生まれる。
ここでMISIAから「完成しきっていない新曲をちょっと聴いてみない?」とサプライズな提案が!優しさを持って生きていけたら、そんな想いで制作しているという新曲を初披露。会場中がMISIAの歌声に魅了された。
MCでは黒田との出会いについて触れ、2016年に初めて共演したJAZZ FESTIVALの1曲目だったという思い出の曲「BELIEVE」へ。観客も立ち上がりMISIAと歌声を交わし合う。会場の熱気も最高潮に「MAWARE MAWARE」「あなたにスマイル:)」とMISIAも歌声を届けながら、バンドの奏でるリズムに合わせてステップを踏み、舞台上を軽やかに舞った。
MISIAコールに迎えられたアンコールでは、「ゆびきりげんまん」と「明日へ」を披露。まさに明日へつながるような時間となった。
今回の「MISIA SOUL JAZZ 2024」は河口湖ステラシアターのみでの公演だったが、来年1月からは8年ぶりとなる「STARTS presents THE TOUR OF MISIA 2025 LOVE NEVER DIES」の開催が決定している。全国のMISIAを待つファンの元を訪れる予定だ。