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コロンビア出身の気鋭プロデューサー“エラ・マイナス”、2ndアルバムより新曲「BROKEN」を公開

2024/10/04 13:07掲載
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コロンビア出身の気鋭プロデューサー“エラ・マイナス”、2ndアルバムより新曲「BROKEN」を公開
 コロンビア出身の気鋭プロデューサー、エラ・マイナス(Ela Minus)が、2ndアルバム『DIA』を2025年1月17日(金)に「ドミノ」からリリースすることを発表。あわせて、新曲「BROKEN」をミュージック・ビデオとともに公開しています。

 前作のデビュー・アルバム『acts of rebellion』が、あえてミニマルなクラブ・サウンドを打ち出したのに対し、新作『DIA』では、先鋭的なプロダクションと圧倒的な音響を彼女自身の内省的な自己探求と結びつけ、広がりのあるサウンドスケープを通して、彼女のアーティストとしての進化がより一層感じられる作品に仕上げています。ビョークデペッシュ・モード作品も手がけ、グラミー賞にもノミネートされたマルタ・サローニがミキシング、ビョークやボン・イヴェール、また坂本龍一のリマスター作品を手がけるヘバ・カドリーがマスタリングを担当しており、エラの魅力であるポップなアクセス性と実験的なアプローチを見事に融合させています。

 母国コロンビア、メキシコ、北米、ヨーロッパを巡りながら、3年間にわたり曲の断片を集めた彼女は、一度その時点でアルバムが完成したと感じたと言います。しかし、デビュー作を振り返った際、歌詞が自分の内面を十分に表現できていなかったことに気づき、そこからより深い自己表現を目指すことを決意。制作の舞台を、カリフォルニアのモハーヴェ砂漠やロサンゼルスのホテル、ニューヨーク、シアトル近郊、メキシコシティ、そしてロンドンといった場所に変え、時間の流れが異なるさまざまな場所で作業することで自分自身や人生について考えるきっかけを得ます。

 メキシコの山間のキャビンで作業していたある夜、彼女はアルバムを始動させるコードを発見し、『DIA』のオープニング・トラック「ABRIR MONTE」の長く豊かなサウンドに結実。彼女は、「“ABRIR MONTE”は、私の出身地で一般的に使われるフレーズで、密集した草木の中で通り道を開くことを指している。この詩的な表現が大好きだったの。今回のレコード制作は、新たな内外の道を開いていくことに似ていて、未踏の領域にさらに深く入り込んでいくような感覚だった」とコメントしています。

 新曲「BROKEN」は、その同じコードから生まれた一曲で、明るいシンセサイザーと重層的なサウンドが特徴。最終的にはアンセムにふさわしい四つ打ちのリズムが展開していく本楽曲は、苦しみを認め、それを乗り越える力がテーマ。諦めずに立ち上がることの大切さを伝えています。エラは「この曲を書き始めた時は、何も問題ないと思っていたけれど、書き終える頃には自分がそうではないことを知った」と制作時の心情を振り返っています。


Photo by Alvaro Ariso

エラ・マイナス「BROKEN」配信リンク
elaminus.ffm.to/broken

■2025年1月17日(金)
エラ・マイナス
『DIA』

beatink.com/products/detail.php?product_id=14445n

[収録曲]
01. ABRIR MONTE
02. BROKEN
03. IDOLS
04. IDK
05. QQQQ
06. I WANT TO BE BETTER
07. ONWARDS
08. AND
09. UPWARDS
10. COMBAT
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