2000年代半ばに急成長したビート・ミュージック・シーンを牽引し、音楽レーベル〈Brainfeeder〉を設立、そこからサンダーキャットやカマシ・ワシントン、ルイス・コールといったアーティストを続々と世に送り出し、最近では日本人初の所属アーティストとして、長谷川白紙と契約したことも話題となるなど、シーンに多大なる影響を及ぼしてきたフライング・ロータス。「Garmonbozia」と「Ingo Swann」は、フライング・ロータスにとって2022年の「The Room」以来となるシングルとなりますが、ここ数年、フライング・ロータスことスティーヴ・エリソンの創作活動は、音楽の枠を超え、その多才さを爆発。2021年にNetflixオリジナル・アニメ・シリーズ『YASUKE -ヤスケ-』で音楽・製作総指揮で参加したことに続き、ホラー映画『V/H/S/99』で、共同脚本、監督、音楽を手掛け、最近では『ブレイキング・バッド』のアーロン・ポールと『三体』のエイザ・ゴンザレスが出演するSFホラー映画『Ash』を撮り終え、この作品でも監督と音楽を担当しています。またバスケットボール界の伝説的選手、マジック・ジョンソンのドキュメンタリー『マジックと呼ばれる男』(原題: They Call Me Magic)のテーマ・ソングも手がけています。