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チェリスト新倉瞳とアコーディオニ スト佐藤芳明のデュオ・アルバム『魂柱と鞴と変奏曲』がリリース

2024/10/15 13:14掲載
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 チェリストの新倉瞳とアコーディオン奏者の佐藤芳明の出会いから生まれた2019年のデュオ・アルバム『魂柱と鞴』を“変奏曲”として昇華した『魂柱と鞴と変奏曲』が、11月20日(水)にリリースされます。

 新倉瞳は、桐朋学園大学音楽学部を首席卒業し、バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでに毛利伯郎堤剛トーマス・デメンガに師事し、在学中にEMI MusicJapanより「鳥の歌」をリリースしデビューした後、数々の受賞歴を誇る才媛。現在カメラータ・チューリッヒのソロ首席チェリストとしてスイスを拠点にソリスト、室内楽奏者として幅広く活動しています。

 一方、佐藤芳明は国立音楽大学在学中に独学でアコーディオンを始め、卒業後渡仏。C.I.M.Ecole de Jazzにてアコーディオニストのダニエル・ミルに師事し、既存のアコーディオンのイメージにとらわれない独自のサウンドで、ライヴ、レコーディング、アーティストサポート、舞台音楽など、さまざまな現場で、国内外/ジャンルを問わず幅広く活動。“ガレージシャンソンショー”など個性的なユニットに参加するほか、スタジオミュージシャンとして椎名林檎米津玄師三宅純久石譲など数多のアーティストのレコーディングに参加しています。

 異なるフィールドを歩む2人が2019年にデュオ・アルバム『魂柱と鞴』を生み出し、5年の月日で歩み続け、深まった道筋が本作『魂柱と鞴と変奏曲』。佐藤がこのデュオのために書き上げ、歌うこと(ニグン)を通して場所や時間が離れていても繋がる心を表した「ニグンの主題による7つの変奏曲」、「時間と距離」をテーマに佐藤が長年温めていた曲を、チェロとアコーディオンの親和性を深める新たなテーマを付加し完成させた「魂柱と鞴と時間と距離」に、それぞれの楽器の特性を活かしたヘンデルの主題による変奏曲「パッサカリア」を加えて、このデュオならではの一つの完成形となっています。

 なお、アルバム『魂柱と鞴と変奏曲』発売記念として、10月25日(金)に東京・めぐろパーシモンホール 小ホールにて〈新倉瞳&佐藤芳明 Duo リサイタル〉が開催。詳細はめぐろパーシモンホールのホームページをご確認ください。

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■2024年11月20日(水)リリース
新倉瞳 佐藤芳明
『魂柱と鞴と変奏曲』

bowz.main.jp/fsl/jvly008/index.html

[収録曲]
ニグンの主題による7つの変奏曲 composed by 佐藤 芳明 Yoshiaki Sato
01. 主題 Theme
02. 第一変奏曲(バロック或いはヴィヴァルディ)Variation 1 - Broque / Vivaldi
03. 第二変奏曲(練習曲或いはピアッティ)Variation 2 - Etude / Piatti
04. 第三変奏曲(ECM或いはジャズバラード)Variation 3 - ECM / Jazz Ballade
05. 第四変奏曲(ラツェニッツァ或いはブルガリア民族舞踊)Variation 4 - Racenica / Bulgarian Folk Dance
06. 第五変奏曲(フリージャズ或いはシェーンベルク)Variation 5 - Free Jazz / Schönberg
07. 第六変奏曲(コンピング或いはリズムアプローチ)Variation 6 - Comping / Rythme Approach
08. 第七変奏曲(5度のカノン)Variation 6 - Canon
09. 主題(再現部) Theme - Reprise
10. パッサカリア composed by Johan Halvorsen, after Georg Friedrich Händel
11. 魂柱と鞴と時間と距離 composed by 佐藤 芳明 Yoshiaki Sato


〈新倉瞳&佐藤芳明 Duo リサイタル〉
2024年10月25日(金)
東京 めぐろパーシモンホール 小ホール
persimmon.or.jp/performance/public
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