2023年10月に87歳で他界したピアニスト / 作曲家、
カーラ・ブレイ(Carla Bley)のアルバム10作品が、UHQ-CDで10月16日に再発されました。1977年の『
ディナー・ミュージック』から、遺作となった2020年の『
ライフ・ゴーズ・オン』まで、日本で人気が高く入手困難な10作がセレクトされています。
今回再発されたのは、『ディナー・ミュージック』(1977年)、『ヨーロピアン・ツアー 1977』(1978年)、『セクステット』(1987年)、『デュエッツ』(1988年)、『ソングズ・ウィズ・レッグズ』(1994年)、『4 X 4』(2000年)、『
ルッキング・フォー・アメリカ』(2003年)、『トリオズ』(2013年)、『アンダンド・エル・ティエンポ』(2015年)、『ライフ・ゴーズ・オン』(2020年)。
ブレイは
オーネット・コールマンに影響を受け、60年代半ばにジャズ作曲家として本格的に活動を開始。詩人ポール・ヘインズとのジャズ・ロック・オペラ『
エスカレーター・オーヴァー・ザ・ヒル』でジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ・アソシエーション(JCOA)から1971年にデビューし、その後2009年まで
マイケル・マントラ―と共同設立したWATTレーベルから作品をリリースしました。JCOAとWATTはともにECMの販路を使って流通しており、2013年以降発表した3作は
マンフレート・アイヒャーのプロデュースの下、ECMから発表しています。
©Cateria di Perri/ECM Records