ニュース

Travis Japan、初のワールド・ツアー完走 想い出の地LAと最終公演NYのライヴ・レポートが到着

Travis Japan   2024/10/18 12:38掲載
はてなブックマークに追加
Travis Japan、初のワールド・ツアー完走 想い出の地LAと最終公演NYのライヴ・レポートが到着
 2024年9月3日、4日の台北公演を皮切りに、香港、バンコク、そして10月10日からシアトル、ロサンゼルス、ニューヨークの合計6都市を巡るツアー〈Travis Japan World Tour 2024 Road to A〉が、10月16日にニューヨークのSONY HALLにて最終日を迎えたTravis Japan

 2022年3月よりスキルアップのためにアメリカ・ロサンゼルスに留学し、留学期間中に世界最大規模のダンスコンペティション「World of Dance Championship Series」にて世界9位となり、米NBCで放送の人気公開オーディション番組『America's Got Talent』に出演したことがきっかけで、米大手レーベルであるCapitol Recordsより2022年10月28日に「JUST DANCE!」で全世界デビュー。

 さらに、J-POPアーティスト史上初めてとなるデビュー曲でのBillboard Global excluding US 5位(11月12日付)にチャートインを果たし、昨年12月にリリースした1stアルバム『Road to A』と今年2月にデジタル・リリースした『Road to A -Global Edition.-』は、国内にて各種チャートで1位、海外でも5つの国と地域(Indonesia / Philippines / Taiwan / Finland)でiTunes All Genres1位、その他の国と地域でも上位5位までにチャートイン。

 今年1月には出演オファーを受け渡米し『America‘s Got Talent: Fantasy League』に出演、3月には香港とタイをプロモーションで訪れショーケースを行うなど、海外でも精力的に活動を続けてきました。

 そして、今年12月4日(水)にリリースを予定している2ndアルバム『VIIsual』と同時に、『VIIsual -Global Edition-』(全英語詞)を配信でリリースします。

 そんな彼らの想い出の土地ロサンゼルスと、最終公演となったニューヨークでのライヴ・レポートが到着しています。

[ライヴ・レポート]
 2024年9月より、世界6都市を巡るワールドツアー「Travis Japan World Tour 2024 Road to A」を開催していたTravis Japan。台北から始まったグループ初のワールドツアーは、10月16日、ニューヨークで行われた公演を最後に幕を閉じた。アメリカ公演(シアトル、ロサンゼルス、ニューヨーク)は全てソールドアウト。ロサンゼルスはTravis Japanがデビュー前に修行を積んだ思い出の地である。

 会場の照明が落ちると「TJ!TJ!」とファンからの熱いコールが響き渡る。タキシード姿のメンバーがステージに登場すると、歓声が上がり、一瞬で観客を魅了した。中村海人が「Just dance together!(一緒に踊ろう!)」と煽り、「LEVEL UP」でライブがスタート。デビュー曲「JUST DANCE!」、America’s Got Talentでのスタンディングオベーションも話題になった「My Dreamy Hollywood」と続き、光るステッキを使ったタップダンスを披露。Travis Japanの真骨頂となるパフォーマンスに会場は盛り上がりを見せた。

 羽織っていたジャケットを脱ぎ去ると、松田元太が出演したドラマ「東京タワー」の挿入歌で人気を集めた「Sweetest Tune」を披露し、爽やかなサウンドが会場に広がった。

 MCでは「What’s Up LA? We’re back!(LAのみんな元気?帰ってきました!)」と英語でのMCを繰り広げ、1年間修業を積んだロサンゼルスでの思い出を語った。それに答えるようにファンからも「Welcome back!(おかえり)」と大きな歓声が飛び交った。中村が「We have a surpise(サプライズがあります)」と伝えると、Capitol Recordsのレーベルメイトであるケイティ・ペリーの「Firework」を、メンバーのオリジナル振付で披露した。

 ライブの最後には、アメリカではCrunchyrollで配信となっているアニメ「多数決」のオープニングテーマ曲となっている新曲「Fly Higher」を披露。「We want to sing together!(一緒に歌おう!)」と投げかけた。これまでのTravis Japanとは一味違うサウンドに、観客の心を掴んだ。

 ダブルアンコールでは、ロサンゼルスならではの特別なパフォーマンスとして「夢のHollywood」をオリジナルの日本語で披露。最後にアカペラで、英語バージョンとなる「My Dreamy Hollywood」のイントロを歌い上げると、メンバーが感極まる姿も見られた。

 またツアーファイナルのNY公演では、開演前からTJコールが響き渡り、ショー中盤のMCでは、客席後方にあるバーにステージ上からジョークでテキーラなどをオーダーする場面もあり、以前にNYに来たことがある川島、松倉からは当時見たショーなどの思い出が語られた。中村は「Let’s go to Times Square! (Times Squareに行こう!)」メンバーに呼びかけ、松倉が「Follow me!」(今から行こう!)と言って会場を笑わせる一幕も。

 ラスト曲となった「Fly Higher」では、「Cause we are not alone, together we can shine」 (一人じゃないよ、一緒に輝けるんだ)と高らかに歌い上げ、一度幕を閉めたが、「One more song!!!TJ!!!」というアンコールを求める掛け声に応え、メンバーが再登場。「DRIVIN' ME CRAZY」内で松倉が「Repeat after me, Empire State Building!!」と観客に掛け声を求め、続いてOkie Dokie!を披露した。

 一度アンコールが終わった後も「TJ!!」コールは終わらず、再度メンバーがステージに登場。中村、七五三掛の「What are you doing? Do you want more?」という問いかけに、観客は「Yes !!!!」と熱く答え、デビュー曲の「Just Dance!」を再度披露。

 最後に、リーダーの宮近が「We just finished world tour!」と感謝を述べた。「僕たちがこうして「JUST DANCE!」でデビューして、「JUST DANCE!」で夢に見たワールドツアーを締めくくることができて幸せです、ありがとうございます。「JUST DANCE!」はまだまだ続いていくし、この先にあるmovementがこのタイトル「JUST DANCE!」でもあるので、みんなのサポートをよろしくお願いします。みんなが誇れるTravis Japanに世界中でなりたいと思いますのでよろしくお願いします!」と熱く語りかけ、ツアーファイナルの幕を閉じた。

 グローバルに活躍するTravis Japanの新たな挑戦と、彼らの成長を感じられたワールドツアーとなった。


拡大表示


拡大表示


〈Travis Japan World Tour 2024 Road to A〉

[セットリスト]
01. LEVEL UP
02. JUST DANCE!
03. My Dreamy Hollywood
04. LEVEL UP REMIX
05. World of Danceメドレー
06. Unique Tigers
07. Till The Dawn
08. Still on a journey
09. Sweetest Tune
10. T.G.I. Friday Night
11. "Fireworks” (現地曲ダンスカバー:アメリカ)
12. The Show
13. King Of The Jungle
14. Moving Pieces〜Candy Kiss -House Remix-"
15. ソロダンス
16. 99 PERCENT
17. Love Tag
18. Lock Lock
19. Fly Higher (新曲)

ENCORE
01. DRIVIN' ME CRAZY
02. Okie Dokie!

W ENCORE
夢のハリウッド ※LA公演のみ
JUST DANCE! ※NY公演のみ


特設サイト: sp.universal-music.co.jp/travisjapan/worldtour2024roadtoa
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015