2022年にリリースした2ndシングル「Stuck on you」が音楽配信サービスで北米を中心に全世界で980万回以上再生され、真っ黒な透明感、と評されるミステリアスな深めの低音、ハスキーヴォイスが唯一の歌声を生み出している女性シンガー、
Nowlu。彼女の1年10ヵ月ぶりとなる新曲「yoin」が10月30日(水)に配信リリースされています。
この楽曲は、第1話がX日本トレンド一位を記録するなど大きな話題を呼んでいるドラマ『ウイングマン』のエンディング・テーマに抜擢されています。
この作品は『電影少女』や『I"s』で知られる漫画家・
桂正和の連載デビュー作にして、80年代の週刊少年ジャンプを彩った名作『ウイングマン』の生誕40周年を記念しドラマ化されたもの。
原作の時代背景を投影し、厚めのビートとベースが心地いい80’s-90’sのR&Bマナーに則ったサウンドに、Nowluならではのスモーキーかつ揺らめく歌声がランデブー。作品のキーパーソン“アオイ”の心情に寄り添う、揺れ動く気持ちの“余韻”を表現したリリックもまた原作へのリスペクトとNowlu自身の拘りをミックスさせ、作品への没入感を高めています。
ネオ・シティ・ポップ・リスナーや海外リスナーに刺さりスマッシュヒットした「Stuck on you」を超え、ドラマを見終わった「yoin」に浸るにはぴったりの一曲と、Nowluの今後の活躍に期待したいところです。
[コメント]初めてドラマの書き下ろしをさせていただきました。私にとっては子供の頃からオアシスのような存在だった“ドラマ”の世界。その世界をなぞった言葉を紡ぎ歌えるだなんて夢みたいで、想像しただけで高揚しました。揺れる揺さぶられる、そして残る。残した余韻に浸ったまま眠りにつきたい日や、影さえも残したくなくて忘れるために眠る日もあって。感情で心が波打つ、そして制御不能な心というものに気づいてしまう。アオイの揺れに沢山触れ、コントロールできない心へのもどかしさや、愛への疑問に対する答えを探す姿にとても共感を覚え、歌詞に映してみました。揺れて手に負えなくなったときに溢れてもいい場所を作ったので、そんなときに聞いてほしいです。どんな日の余韻も大切に仕舞って、自分のものにして時には思い出してまた鮮明に波打ったりして、そんな楽曲になればいいなと思っています。――Nowlu