2021年、誰もが予想し得なかった異なるユニバースの3人のスパイダーマン(
トビー・マグワイア、
アンドリュー・ガーフィールド、
トム・ホランド)が集結し、世界中の映画ファンを熱狂の渦に巻き込み、約19.1億ドルの全世界興行収入を記録、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に属する映画では『
アベンジャーズ / エンドゲーム』『
アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』に次いで全世界興行収入3位を誇る『
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。それに続くシリーズ最新作、トム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズ第4弾の日本公開が2026年〈夏〉に決定。
スパイダーマン / ピーター・パーカーをトム・ホランドが再演。監督は、これまでのシリーズ3作品を手がけた
ジョン・ワッツから、『
シャン・チー / テン・リングスの伝説』の
デスティン・ダニエル・クレットンにバトンタッチ。全米では2026年7月24日の公開予定。
マーベル作品の秘密を漏らしてしまうことが多く、“ネタバレ王子”の異名を持つトム・ホランド。秘密に包まれている『スパイダーマン』第4弾についてホランドは、最近出演したアメリカのテレビ番組『Good Morning America』や『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』での発言によると、撮影開始は2025年の夏とのこと。またポッドキャスターのリッチ・ロールの番組に出演したホランドは、「次も最高のスパイダーマンを届ける義務があり、そのクオリティに誠実であることが本当に重要だと思っています。スタジオは非常に協力的で、僕をクリエイティブ・ルームに歓迎してくれたことを感謝しています。今アクセル全開で作業をしていますが、まだ調整が必要な部分がたくさんあるんです」と、クリエイティブ面でも参加していることを明かしています。加えて、すでにあるストーリーのドラフトに関しては「ゼンデイヤと一緒に読んで、時々部屋で跳び跳ねてしまうほど興奮しました。これはファンの尊敬に値する本物の映画になる」と、太鼓判を押します。
ファンが気にするのは、原作コミックでスパイダーマンの宿敵として描かれるヴェノムのことでしょう。『スパイダーマン / ノー・ウェイ・ホーム』のラスト・シーンから始まる現在全世界で大ヒット公開中の『ヴェノム:ザ・ラストダンス』に主演するヴェノム / エディ・ブロック役の
トム・ハーディは、同作のニューヨーク・プレミアでヴェノムに別れを告げるファンへのメッセージを求められた際、シリーズとしては最後の作品としながらも、「実際にはヴェノムにさよならするのではなく、最後の舞台(ラストダンス)へようこそと言うべきでしょう。ヴェノムの物語はまだ終わっていない。彼にはまだまだやることが、たくさんある」と発言し、今後が描かれる可能性を残しています。またファンが最も気にしているスパイダーマンとのクロスオーバーを聞かれると、「トム・ホランドは、最高のスパイダーマン」と称賛した上で、「彼と一緒に仕事をしてみたいですね。誰かが私を必要としてくれるなら、喜んで参加する」と意気込みを見せています。
■『スパイダーマン』シリーズ第4弾
タイトル未定
2026年〈夏〉公開
US公開日: 2026年7月24日予定