GAKU-MCとして4年振りとなるニュー・アルバム『
Master of Ceremonies』収録曲より、新曲「晴れたらみんなで」のミュージック・ビデオが公開されています。
2020年、緊急事態宣言が発令され、私たちの日常は大きく変わりました。不要不急の外出が制限され、学校は休校、会社員たちは慣れないリモートワークに戸惑う日々。音楽業界も軒並み活動が停止し、初めてのパンデミックに世界中が翻弄されました。
そんな中、GAKU-MCがサッカー仲間との電話での会話で聞いた言葉、「晴れたらみんなでサッカーしたいですね」。この一言から全ては始まりました。
同じ思いを抱える仲間たちとZOOMで作戦会議を開始。自粛生活を乗り越えるために始まったのがプロジェクト[#晴れたらみんなでボール蹴ろう]です。
このプロジェクトから生まれた楽曲が「晴れたらみんなで」です。プロジェクトには多くの賛同者が集まり、元サッカー日本代表の
大久保嘉人、
中村憲剛、
本田圭佑といった豪華なメンバーもリフティング動画を送ってくれました。
それだけでなく、オンラインでつながった100人を超える仲間たちが送ってくれた動画も一つに繋ぎ合わせ、完成したのがこの楽曲のミュージック・ビデオです。
あれから4年。コロナウイルスは完全に消え去ったわけではありませんが、パンデミックと呼ばれたあの状況は過去のものとなりました。この曲は、あの時代の想いを感じながら聴いていただきたい作品です。
[コメント]晴れたらみんなでMV公開にあたり
全てがひっくり返ったコロナ禍。
悶々とする中、もがきながらできることを模索し続けた日々。
晴天の春。心地いいはずの街には人影がまばら。
ステイホームを覚えていますか?
あのなんとも言えない日々を乗り切れたのは、
オンラインで繋がった仲間たちの存在だったかもしれない。
「晴れたらみんなでサッカーしよう」
そんな合言葉でプロジェクトが始まった。
尊敬するアスリートがリフティングやトレーニング動画を送ってくれた。
ZOOMを使って、100人を超える人たちと一緒にMVを作った。
2020年の思い出を存分に詰め込んだ楽曲(当初はとても短く、2分にも満たない曲でした)を、この度ブラッシュアップ&リニューアルいたしました。
サッカーと音楽がつなぐ素敵な輪。
「あの日々をもう一度過ごしたいですか?」と聞かれたら、答えはもちろん「No」ですが、それでもアレがあったからこそ、僕らは強くなれたんだ。
そんな気がしています。
完成したこのMusicVideo。パンデミックで右往左往し、つまずいた人にぜひ見てほしい。
同じ日々を過ごした者同士、きっと繋がれると僕は思う。――GAKU-MC