毎年夏にオーストリアのザルツブルクで開かれ、世界有数の音楽フェスティバルとして知られる〈ザルツブルク音楽祭〉。2025年7月19日(土)から8月31日(日)まで開催される〈ザルツブルク音楽祭2025〉のプログラムが発表され、ピアニストで指揮者の
反田恭平の出演があきらかになりました。反田は8月16日(土)・17日(日)の2日間、Stiftung Mozarteum - Grosser Saalで開催される「モーツァルト・マチネ」に出演。ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団を弾き振りします。
プログラムは
モーツァルトの交響曲第32番 ト長調 K.318、ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノム」、歌劇『フィガロの結婚』より序曲 K.492、ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K.537「戴冠式」。反田は2024年5月にザルツブルクでモーツァルテウム管弦楽団と共演してプロオーケストラ指揮者デビューを果たし、この時のリハーサルをザルツブルク音楽祭副総裁が聴いて、今回の抜擢となりました。
〈ザルツブルク音楽祭2025〉への出演決定について、反田は「ちょうど札幌でのコンサートの終了後、弾き終えてアンコール前に発表されたことを聞きました。公演招待のオファーがあった時はとても喜んだことを記憶しております。夢であり目標であったザルツブルク音楽祭。ソリストとしてだけではなく、指揮者としても声をかけて頂いたことにプレッシャーがないわけではありませんが、この素晴らしい時間を存分に味わえる瞬間にしたいと今はワクワクしております」とのコメントを発表しています。
©Yuji Ueno