2017年のアルバム『Together, As One』がマーキュリー・プライズにノミネートされた英国のジャズ・クァルテット、ダイナソーのメンバーで、シャバカ・ハッチングスとの活動でも知られるピアニスト、エリオット・ガルビン(Elliot Galvin)が、2025年2月にニュー・アルバム『ザ・ルイン』を発表します。
「A House, A City」とこの曲のミュージック・ビデオについて、ガルビンは「子供の頃に使っていたピアノを売る直前に、即興演奏を録音したんだ。このピアノは祖父が亡くなった後に彼のお金で買ったもので、すごく特別なだった。アルバムの核になるとわかっていた即興曲があったんだけど、それを作るまでに5年くらいかかった。レコーディングしていたスタジオにボロボロになった古いピアノがあって、それでこの曲を録音するのがふさわしいと感じたんだ。人生を生きてきたピアノには、壊れやすくて美しいものがある。音の不完全さには、この音楽の核心となる人間味がある」と語っています。