1992年の2ndアルバム『
コーリング・ユー』が世界的なヒットを記録したヴォーカリスト、ホリー・コール(Holly Cole)がニュー・アルバム『ダーク・ムーン』を2025年1月24日(金)に発表。新作を携え、3月7日(金)・8日(土)・10日(月)・11日(火)に東京・ブルーノート東京で7年ぶりの来日公演を開催します。
『ダーク・ムーン』に参加しているのは、長年活動をともにしている
アーロン・デイヴィス(p)、ジョージ・コラー(b)、
ダヴィデ・ディレンツォ(ds)、ジョン・ジョンソン(sax)に加え、ケヴィン・ブライト(g)、グラミー賞を2度受賞しているハーモニカ奏者で
ベラ・フレック&ザ・フレックトーンズのオリジナル・メンバーでもある
ハワード・レヴィ、そして、1950年代ナッシュヴィル・スタイルのハーモニーを聞かせるグッド・ラヴリーズです。
コールは、アルバムについて「即興の精神を取り入れたいという強い思いがありました。また、それと同時に、私の音楽のサウンドの本質は、アレンジにあると考えています。今回は事前のリハーサルをほとんど行なわずにスタジオに入ったため、スタジオにいる間、どの曲も私たちにとってはとてつもなく新鮮に感じられました。私が一緒に演奏するミュージシャンたちは皆、曲のアレンジに大いに貢献してくれています。それぞれ一人一人に光が当たる瞬間の音を聞きたいと思い、みんなで演奏しながらアレンジの大部分がまとまっていきました。このアルバムから聞こえてくるのは、その曲のどこが好きなのかを私たちが発見する瞬間であり、それこそが私にとって本質的な部分なのです」と語っています。
新作の日本盤『
ダーク・ムーン - デラックス・エディション』は、アルバム本編を収めるDISC 1と、2021年にリリースされたライヴ・アルバム『モントリオール(Live)』に、2011年にグレン・グールド・スタジオで収録された
ジョニー・ナッシュのヒット曲「アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ」と、1995年のモントリオール公演で録音された「コーリング・ユー」の2曲のライヴ音源を追加したDISC 2のCD2枚組で発売。2021年にリリースされたアルバム『モントリオール(Live)』は、2019年にモントリオール国際ジャズ・フェスティバルの40周年を祝い、デヴィッド・ピッチ(b)とアーロン・デイヴィス(p)とホリー・コール・トリオを再結成し、モントリオールのキャバレー「ライオン・ドール」で行なった公演の模様を収録したものです。
また、2025年3月のブルーノート東京公演には、アーロン・デイヴィス(p)、ジョージ・コラー(b)、ジョン・ジョンソン(sax)のトリオとともにステージに立ちます。