rei harakamiの『暗やみの色』サウンドトラック収録の「intro」をサンプリングし、谷川俊太郎の朗読、ブレス音、心音をフィーチャーして完成した楽曲「いまここ」は、2023年6月にリリースされた原田郁子の15年ぶりのソロ・アルバム『いま』に収録されました。リリース時、原田と谷川はタワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE」意見広告シリーズに一緒に登場。その際の音楽に対する谷川の言葉が話題を集め、撮影した写真家・平間至の写真展「写真のうた-PHOTO SONGS-」にも展示されました。
話は前後しますが、アルバム『いま』制作中の2022年、原田郁子は写真家・川内倫子の写真展「M/E 球体の上 無限の連なり」を観て、「いまここ」の詩の世界と通ずるものを感じ、本の制作を川内に提案します。川内もそれを快諾し、装丁にサイトヲヒデユキを迎えて、写真絵本『いまここ』(torch press)が出版されました。そして写真絵本を携えて、川内は写真展「HERE AND NOW」を開催。映像作品の制作や、川内と原田のトークセッション、朗読、ライヴなど、〈いまここツアー〉と題して全国各地を巡ってきました。
川内倫子が手掛けた映像作品『HERE AND NOW』は、これまで展示会場でのみ観ることができましたが、このたび原田の公式YouTubeチャンネルにて公開されました。