70年代のブリティッシュ・ハード・ロック・シーンを語る際には欠かせない、ユーライア・ヒープの作品群が紙ジャケットで登場。彼らの紙ジャケは以前にもデビュー作『ユーライア・ヒープ・ファースト』（写真）から『魔の饗宴』までの5作がビクターから発売されていますが、今回はBMGジャパンからのリリース。先の5作に加え、『ユーライア・ヒープ・ライヴ』『スイート・フリーダム』『夢幻劇』の3作が初紙ジャケ化となります。

　音源は24ビット・マスタリング、さらに全作品に国内盤初となるボーナス・トラックが大量に収録されています。とはいえ、このボーナス・トラック、英国で2004年からシリーズ化されている“Expanted Edition”シリーズで発表されているものなので、マニアはすでに入手済みかもしれません。発売は、8タイトルすべて6月21日の予定。なお、資料には“第1回発売”とありますので、今後も紙ジャケ化が進められる模様です。

＜ユーライア・ヒープ 紙ジャケット・コレクション第1回発売＞
※表記のないものは\2,310（税込）
●『ユーライア・ヒープ・ファースト（Very 'Eavy…Very 'Umble）』（70年／BVCM-37713）
　※ボーナス・トラック8曲
●『ソールズベリー』（71年／BVCM-37714）
　※ボーナス・トラック7曲
●『対自核（Look At Yourself）』（71年／BVCM-37715）
　※ボーナス・トラック7曲、くりぬき鏡ジャケット再現
●『悪魔と魔法使い（Demons And Wizards）』（72年／BVCM-37716）
　※ボーナス・トラック5曲
●『魔の饗宴（Magician's Birthday）』（72年／BVCM-37717）
　※ボーナス・トラック9曲
●『ユーライア・ヒープ・ライヴ（Live）』（72年／BVCM-37718〜9 税込\3,360）
　※ボーナス・ディスク付2枚組、初紙ジャケ化
●『スイート・フリーダム』（73年／BVCM-37720）
　※ボーナス・トラック6曲、初紙ジャケ化
●『夢幻劇（Wonderworld）』（74年／BVCM-37721）
　※ボーナス・トラック6曲、初紙ジャケ化