Kan Sanoが、
松重豊が主演を務める映画『劇映画 孤独のグルメ』のエンディング・テーマ曲「神様のメロディ」を1月22日(水)に配信リリースしています。
「神様のメロディ」はKan Sanoのキャリア初期に発表された楽曲。ライヴ会場のみで販売されていた作品『ピアノ作品集』の収録曲で、松重豊主演『劇映画 孤独のグルメ』のエンディング・テーマのために新録されています。
さらに「森の住人」、「雨とエクスタシー」、「前奏」といった『ピアノ作品集』収録曲も映画の挿入曲としてデジタル・リリース。『孤独のグルメ』のファンには必聴曲としてオススメするのは言うまでもありませんが、ピアノの音を好んで聴くリスナーにも心を込めてお勧めしたい、非常に間口の広いシネマティックな楽曲です。
本作では、繊細であり表情豊かなKan Sanoの原点ともいえるピアノの音色を堪能することができます。
[コメント]劇映画「孤独のグルメ」のエンディング曲「神様のメロディ」をリリースします。
松重豊さんに初めてお会いしたのは2014年のこと。演劇のお仕事でご一緒したのですが、公演の千秋楽に僕の自主制作アルバム「ピアノ作品集」のCDをお渡ししました。「神様のメロディ」含め「孤独のグルメ」内で聴かれるピアノ曲のいくつかは元々このアルバムに収録していたものです。10年前に作った曲たち(作曲したのは2012年と記憶しています)が映画館で流れる未来はまったく想像していませんでした。
10年以上前に作った曲を録り直し、アレンジし直すのは初めての経験でしたが、とても楽しい作業でした。再構築したこの「神様のメロディ」を聴くと「孤独のグルメ」のエンドロールが脳内再生されて、劇中の様々なシーンが甦ってきます。松重さんの作品の一部になれて嬉しいです。――Kan Sano誰もが知ってはいるであろう、テレ東深夜のあのドラマ、
それがわざわざ映画になると噂に聞いた。
ちゃんと映画になるわけがないだろう。
とんだお笑いぐさな企画ものさ。
そう思われることは覚悟の上で臨んだ今回の映画化です。
それを覆す意味で是非ともKan Sanoさんに参加して頂きたかった。
そしてそういう意味で、
「劇映画」として成立させていただいたのは、
ひとえにKan Sanoさんのお力のおかげです。
映画のヒロインでもある志穂さんの心情に寄り添う楽器は、
ピアノ以外考えられませんでした。
あるとき「神様のメロディ」が頭の中で流れ出し、
その旋律はエンドロールまで止むことはありませんでした。
これらの名曲が今回あらためてリリースされるとのこと。
どうか感動の余韻を配信でも。――松重豊