代表作『
コンフィデンスマンJP』シリーズや近作『スオミの話をしよう』も記憶に新しい
長澤まさみが主演を務め、『
ウォーターボーイズ』『
スウィングガールズ』など多くのエンタメ映画を世に送り出してきた
矢口史靖監督とタッグを組んだ映画『ドールハウス』が、6月13日(金)に公開されることが決定。あわせて共演キャストに
瀬戸康史、
田中哲司、
安田顕、
風吹ジュンの出演が発表され、予告編が公開されました。
長澤まさみが脚本の面白さに出演を熱望したという『ドールハウス』は、110分の間、怒涛の展開を見せるノンストップの“ドールミステリー”。脚本・監督を務める矢口史靖監督は、誰もが楽しめる上質な娯楽作品に定評がありますが、「いつかオリジナル脚本でミステリーを撮りたい」とアイデアを温めていたと言います。本作では、愛らしい人形が一転、家族を翻弄してゆくスリリングな面白さはもちろん、人形に隠された秘密が徐々に解き明かされる謎解きミステリーの醍醐味もあり、冒頭からぐいぐい観客を引き込んでいきます。息もつかせぬストーリー展開に加え、多彩な演出ノウハウが惜しみなく盛り込まれた映像は、仕掛けも満載。新しくクールな映像体験をたっぷり味わったあとには、驚きのラストも。主演の長澤まさみ、夫役の瀬戸康史ほか、実力派キャストが作品に厚みと深みをもたらし、超一級のエンターテインメントに仕上げています。
長澤まさみ演じる主人公・佳恵の夫で病院の看護師として働きながら、佳恵と共に人形の謎に迫っていく忠彦役を務めるのは瀬戸康史。瀬戸とは『コンフィデンスマンJP』をはじめ、これまでに共演経験がある長澤は、「瀬戸さんとの共演は何回かあるんですが、対峙するような役柄で演技をしたことがないのですごく楽しみだなと思いました。信頼がお互いある気がしていて、夫婦の役なので当たり前の感覚みたいなものを現場でお互い感じながら、監督と相談しながらこの作品でしかできない空気感をちゃんと作り出せたらいいなって思ってます」とコメント。また自身が演じる本作の主人公の佳恵については、長澤「母として、妻として一生懸命生きている人。普遍的な家族の姿や日々の姿があることを演じながら、どうなっていくんだろうって感じです」と普通の主婦が人形の謎に巻き込まれていく本作への期待感を語っています。
一方の瀬戸は長澤との共演について、「大好きな女優さんです。天才だと思っているんですけど、その天才の裏にはすんごい努力がある人だというのを感じています。どの作品でも」と共演の喜びと共に現場で見た長澤の一面に言及。矢口監督の印象については、瀬戸「『スウィングガールズ』はじめ、ほっこり笑顔になれて感動できるのが矢口作品の魅力の一つなのかなと思ってて、笑いと対極にある恐怖みたいなものを矢口さんがどう作品に落とし込むのかとっても興味があります。この役は矢口監督が“僕みたいな適当さ”“僕みたいな軽さ”っておっしゃっていたんですよ。参考にしている人物は矢口さんかもしれない」と意外な役作りの裏側を明かしました。
さらに、佳恵(長澤)と忠彦(瀬戸)の前に現れる呪禁師(じゅごんし)・神田役として田中哲司、私服警官・山本役で安田顕、忠彦の母親で息子夫婦を心配する鈴木敏子役で風吹ジュンの出演情報も発表。実力派俳優陣が演じる役がどのように人形の“謎”に関わっていくのかも見どころです。
また、公開された予告編では、ティザー・ヴィジュアルで描かれていたかわいいながらもどこか変な人形の“謎”がベールを脱ぎます。
ある日、不幸な事故により最愛の娘を亡くし哀しみに暮れる佳恵は、骨董市で出会った娘によく似た愛らしい少女人形を買い、我が子のようにかわいがり、やがて元気を取り戻していきます。しかし、佳恵と忠彦の間に新たな娘・真衣が生まれると、夫婦は真衣を可愛がり人形に見向きもしなくなり、その頃から一家に奇妙な出来事が連続。枕元によじ登ってきたのが我が子と思いきや、明かりをつけるとそこには人形の姿が……!など、“ゾクゾク”する人形の“謎”がノンストップで描かれていきます。佳恵と忠彦は専門家とともに、この人形・アヤの出自に迫っていきますが、果たして人形に隠された秘密とは何なのか。そして、解き明かされる衝撃の真実とは!? 映像のラストには長澤まさみの絶叫する場面も収められており、豪華キャスト全員が翻弄されていくゾクゾクの“ドールミステリー”に期待が膨らむ映像となっています。
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