1月3日に誕生日を迎え、10月にはレコード・デビュー60周年を迎える女優 / 歌手の
中村晃子が、キングレコードから発売したシングル&アルバム作品のダウンロード・サブスク配信を開始しています。
1962年、高校在学中に第2回ミス・エールフランス・コンテストの準ミスに入選したことがきっかけで松竹へ入社し銀幕デビュー。そして、1965年に「青い落葉 / 東京のイブ」でレコード・デビューしました。
1967年に、当時流行していたグループ・サウンズのサウンドを取り入れた「
虹色の湖」がヒットし、同曲で『第19回 NHK紅白歌合戦』に出場。続いて発売されたシングル「
砂の十字架」や「Parole Parole」を
細川俊之とカヴァーした「あまい囁き」などがヒットし、アルバム作品では
ショパン、
シューベルト、
ベートーヴェンらの名曲とポップスを融合させた『
中村晃子 アタックシューベルト』やヨーロピアン・テイスト漂うコンセプト・アルバム『
AKIKO! -ジェーン・バーキンみたいだね-』をリリースするほか、異国の空気感を纏った独自のスタイルを確立。
「虹色の湖」をはじめとする中村のオリジナル曲やアルバム作品は、アメリカのレーベルからLPが復刻リリースされたほか、ヨーロッパのコンピレーションCDに収録されるなど、日本に留まらず海外でも人気を博しています。
今回の配信企画では、同時期の他アーティストとは一線を画すデザインやファッションも垣間見える当時のジャケット写真もそのままに、シングル&アルバム作品を配信化。音源と併せてアートワークにも注目です。