原作は、イダ・ジェッセンによる史実に基づく歴史小説『The Captain and Ann Barbara(英題)』。発売前に読んだアーセル監督が感銘を受け、マッツに声をかけたことで本作の企画が動き出します。そして、『悪党に粛清を』、『ライダーズ・オブ・ジャスティス』など、これまで多くのマッツ出演作に携わってきたアナス・トマス・イェンセンも脚本に加わり、壮大で美しい一大叙事詩を見事映画化。アカデミー賞国際長編映画賞デンマーク代表に選出、ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されるなど、北欧のみならず世界で高く評価されました。中でも、マッツ演じる主人公ケーレン大尉の、荒野を覆いつくす冷たい氷がやがて溶けていくかのような繊細な感情の移ろいと、言葉以上に多くを物語る豊かな表情ひとつひとつに観客は息をのみ魅了されることでしょう。