米・ニューヨークでアン・フィリップスに師事し、帰国後は山梨を拠点とするジャズ・ヴォーカリストの
megumi(惠)が、新作アルバム『Aperio』を安ヵ川大樹主宰レーベル「ダイキムジカ」より4月16日(水)にリリースします。
“深く蒼い夜”をテーマに、自身のルーツである八重山地方の民謡「月ぬ美しゃ」などを歌い上げた1stアルバム『
INDIGO』に続く本作は、“花開く”という意味を持つラテン語を冠した、春のインスピレーションに満ちた作品。2024年の桜散る頃、“春の様なアルバムを作りたい”という漠然とした、しかし、強いイメージが浮かび制作されたもので、春に花が開き生命が息づく事への世界共通の喜びと、季節としての春だけではない人生の中でめぐる春、弾ける若さや愛する喜び、失う悲しみ、孤独や寄る辺なさ、生命の始まりと終わりのリレーが描かれています。
ちあきなおみの歌唱でも知られる「星影の小径」や自ら日本語詞をつけたボサ・ノヴァの「3月の水」、スタンダード「I've Grown Accustomed to Your Face」から、前作に引き続き沖縄俗謡、与論小唄の「十九の春」や沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」といった沖縄由来の楽曲のジャズ・アレンジなど全13曲を収録。柔らかく、まるで花びらがおどるように歌うmegumiの歌唱は絶品です。
プロデュースは、megumiと本作収録曲の半分以上のアレンジを手掛け、鍵盤の演奏を務める
古谷淳との共同によるもの。ベーシストの三嶋大輝と、ギタリストの吉川拓志がヴォーカルとギターで参加しています。
なお、アルバムのレコ発ライヴとして、4月4日(金)山梨・甲府「桜座」を皮切りに、静岡、東京、新潟、沖縄、福島、宮城、青森と巡る12公演が決定しています。日程は以下となります。
[megumiレコ発ライヴ] 4月4日 (金)甲府 桜座
19時30分開演
4月5日(土)富士宮 芸術空間 あおき
15時30分開演
4月6日(日)東池袋 KAKULULU
15時開演
4月7日(月)新潟 Jazz FLASH
19時30分開演
4月8日(火)甲府 COTTON CLUB
スペシャルゲスト 安ヵ川大樹(bass)
19時30分開演
4月10日(木)信濃町 Booze Shelter
スペシャルゲスト 工藤精(bass)
19時開演
4月11日(金)山梨 酒蔵櫂
スペシャルゲスト 工藤精(bass)
18時30分開演
4月12日(土)石垣島 Jazz Bar すけあくろ
20時開演
4月13日(日)那覇 EUREKA
スペシャルゲスト Sam Seimiya(tap)
19時開演
5月18日(日)飯館村 Jazz喫茶くま
スペシャルトリオ編成
17時30分開演
5月19日(月)仙台 Crosby
トリオ+ スペシャルゲスト 沢野源裕(trumpet)
20時開演
5月21日(水)八戸 Saule Branche Shinchõ
19時開演