グローバル・ボーイズ・グループ“JO1”が、全6都市8公演を巡る初のワールド・ツアー〈JO1 WORLD TOUR JO1DER SHOW 2025 ‘WHEREVER WE ARE’〉の韓国公演を3月29日(土)・30日(日)にソウル・BLUE SQUARE MasterCard Hallで開催し、待望の韓国初単独公演でワールド・ツアーを完走しました。
[ライヴ・レポート] 開演時間になり正面のビジョンに真っ赤な“WHEREVER WE ARE”の文字が映し出されると、会場は一気に緊張感と期待感が入りまじります。そして11人がステージに並び、堂々と前進しながら登場すると、まずは「Love seeker」の韓国語バージョンで幕開けし、集まったJAM(ファンネーム)から大歓声が上がりました。このツアーのコンセプトにも紐づいている9TH SINGLEのタイトル曲「WHERE DO WE GO」も韓国語で披露され、シンクロパフォーマンスと大人な色気を見せつけました。各サビごとにセンターの木全翔也、川西拓実、白岩瑠姫が鮮烈な印象を与える「ICY」では、青く照らされた艶妖な演出で会場中を魅了しました。MCでは、豆原一成が韓国語で「今まで何度かソウルに来ましたが、こうして単独公演をするのは初めてなので、今日は本当に楽しみにしていました」と語ると、金城碧海が「今日はステージをぶちかまします!」と充実した表情で気合いを表明。
その後は、「Trigger」「Rose」「SuperCali」「Walk It Like I Talk It」で、怒涛のパフォーマンスを披露。木全翔也が「今日の曲以外で聴きたい曲はありますか?」と問いかけると、観客からたくさんの楽曲タイトルを叫ぶ声があがる中、1日目は「MONSTAR」、2日目は「HIDEOUT」が選ばれ、11人がアカペラでワンコーラスを歌唱しました。本編の最後は「Test Drive」を歌い、メンバーは一度幕の奥へ。会場からの「JO1!JO1!」というアンコールの声に応えたメンバーはお揃いの衣装に着替えて再登場し「Lemon Candy」で会場全体を温かくポップな雰囲気に。そしてメンバーそれぞれが自身の言葉でJAMへの思いを韓国語でしたためた手紙で伝えました。リーダーの與那城奨は「ソウルでライブができて本当に嬉しく思います。これからもソウルでライブをたくさんします。みんな大好きです!みんなのことどれくらい大好きかというと、“ソルロンタン”(與那城の大好物で、牛の骨などを煮込んだ韓国のスープのこと)とマンドゥ(餃子)セットくらい大好き」と伝え、笑いを誘いました。川尻蓮が韓国語で「笑顔でまた会いましょう!今日は来てくれてありがとうございます」と伝えると、最後の曲へ。夢を追いかけることを諦めずに信じて、一歩ずつ歩みを積み重ねてきた日々の軌跡、未来の約束を歌った「Maybe Next Time」を披露。與那城が「カムサハムニダ(ありがとう)、サランヘヨ(愛してる)」と伝えると、名残惜しそうにステージを後にし、ライブを終えました。
この韓国公演では、「Love seeker」「WHERE DO WE GO」「BE CLASSIC」「RadioVision」の4曲を韓国語で歌唱。メンバーは積極的に韓国語でコミュニケーションをし、韓国語と日本語を織り交ぜた軽妙なトークで観客を巻き込んで大いに盛り上がり、韓国のJAMとの絆を確かめ合いました。JO1は、このワールドツアーを巡り、各都市でJO1を待ち望んでいた現地のファンとの繋がりを体感し、また再会できることを約束しました。