古典音楽の権威、
ジョン・エリオット・ガーディナー(John Eliot Gardiner)が、世界3大オーケストラの一つと称される
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とともに
ブラームスの全交響曲をライヴ録音したアルバム『
ブラームス:交響曲全集』を5月2日(金)に発表します。
ガーディナーは約20年前、ピリオド楽器を用いる古楽器オーケストラ“オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク”とともに、ブラームスの交響曲を初めて録音。その演奏は、ブラームスの新たな魅力を引き出す画期的な試みとして高い評価を得ました。その経験を踏まえた今回の再録音では、モダン楽器を用いるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とともに、古楽的なアプローチと現代の演奏技術を融合させています。
ガーディナーは、今回の録音について「当時の画期的な経験を基盤として、モダン楽器のオーケストラ、とくにロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のような卓越し、柔軟性に富んだ楽団とともに、新たな解釈とスタイルの融合を模索することに大きな挑戦を感じました」と語っています。
アルバムの発売に先立ち、「交響曲 第1番 ハ短調 作品68より 第2楽章:Andante sostenuto」が先行配信されています。
Photo by Hans van der Woerd