2009年に3ピースになってからは、マイペースながらも都内ライヴハウスを中心に活動し、今年で活動25年を迎える
ビイドロの新作EP『イルミネーション』が、4月9日(水)より一般発売となります。
ビイドロは2000年より活動開始。ロック、ポップスからヒップホップ、テクノ、ダブといった豊富な音楽的背景を持ち、
ルー・リード、
レッド・ツェッペリン、
モデスト・マウス、
キング・タビー、
マッドリブ、
CANをフェイバリットにあげる青柳崇(vo,g)を中心にメンバーチェンジを繰り返し、2009年に青柳、伊藤、遠藤の3ピース編成となりました。ギターロックを主体に、さまざまな音楽要素を独自の解釈で咀嚼した「発明」のような演奏を持ち味としています。近作としては2015年に「ExT Recordings」よりアルバム『
ひろばとことば』をリリースしています。
東京拠点のインディ・レーベル「Shore&Woods Recordings」よりリリースされる『イルミネーション』は、ひさしぶりとなるバンド作品で、コロナ禍においてリリースしてきた打ち込み、リモートでの制作ではなく、スタジオで3人同時に演奏して制作されました。歌詞は、寓話性を持ちつつも、世界情勢の影響を受け、「とても暗い状況にあってただ照らし続けるもの」の存在について歌っています。メロディと歌詞がある音楽の中で、どのように希望を歌うのかはアーティストによりますが、青柳崇の描く歌詞世界は、物語と現実を行き来しながら、希望を願うもの。他力本願な意味ではなく、自分自身からこの世界を「照らす」存在を見つけようとしています。