K-POPからJ-POPシーンへ飛び出した
ILLIT(アイリット)が、初の日本オリジナル曲「Almond Chocolate」で見事にヒットを飛ばしています。
SEKAI NO OWARIのNakajinが楽曲を提供し、
BTSなどを手掛け数々のヒット曲を生み出してきた音楽プロデューサー・Pdoggがタッグを組んだ「Almond Chocolate」。推しへの熱い想いや恋心を表現した本楽曲は、“グローバル人気”の枠を超え、日本の音楽マーケットに確実に根を下ろした実績を残し続けています。
「Almond Chocolate」は、2月14日のリリースから主要チャートで着々と順位を伸ばしており、4月9日に公開された2025年4月14日付「オリコン週間ストリーミングランキング」で10位にランクイン。オリコンによると、これは海外女性グループの今年配信開始楽曲で最高順位・最高再生数。Billboard JAPAN「Streaming Songs」と「Hot 100」(4月9日付)でもそれぞれ10位、13位に上がり、本楽曲における最高位を記録しました。また、2つのチャートに名を連ねたK-POPガール・グループの楽曲の中で最も高い順位となります。
また、Apple Music「週間ソング・ランキング」(集計期間: 3月31日〜4月6日)では、今回発表されたチャートの中で海外アーティスト最高位の6位を記録。これはK-POPガール・グループの日本オリジナル曲の中で
TWICE「Celebrate」(3位)に続く歴代2番目の順位(ユニバーサルミュージック調べ)となり、J-POPシーンでも“音源強者”としての圧倒的な存在感を見せました。
K-POPアーティストが日本市場に向けてリリースする楽曲には、どこか“K-POPらしさ”を残しつつ、J-POPの要素を取り入れた楽曲が多くあります。しかし、ILLITの「Almond Chocolate」は、日本でも絶大な支持を得るアーティストSEKAI NO OWARIのNakajinを迎え、完全オリジナルなJ-POP曲として勝負し、既存の枠を超え成功した稀有なケースとなっています。メロディだけでなく歌詞も人気上昇の要因と言えます。「ねぇ神様 キャパ超えだよ」「過剰な摂取で すでに中毒」など推しへの甘い恋心を率直に綴った歌詞が大衆の共感を集めました。その反響は日本を越えグローバルにも波及しており、アメリカ・Billboardの歌詞検索チャートで「LyricFind Global」(4月12日付)に9位にランクインし、日本語楽曲の中で唯一TOP10入りを果たしました。
そして、TikTokでのバイラルにも注目。「Almond Chocolate sped up ver.」は楽曲の持つ甘さと愛らしさが“早回し”によってさらにポップに強調され、Z世代の心を射抜きました。SAKURA・希空・加藤乃愛(徳川家康)など10代を中心に人気を集める人気インフルエンサーや、
INI・
FANTASTICS・
ME:Iなどの著名人も「Almond Chocolate」のチャレンジ動画を掲載。週間TikTok音楽チャート「トップ50」3週連続でトップ10入り、各チャート基準で海外アーティスト最高位という好成績を継続させています。
初の日本オリジナル曲を大ヒットに導いたILLITは、今年の夏に初のファン・コンサート〈2025 ILLIT GLITTER DAY〉の開催を予定しています。6月7日(土)・8日(日)の韓国・オリンピックホール公演を皮切りに、日本では8月10日(日)・11日(月)に神奈川・ぴあアリーナMM、9月3日(水)・4日(木)に大阪・大阪城ホールで2都市4公演のアリーナ・ツアーを開催。K-POPアーティストがJ-POPシーンで成功する新しい指針となったILLITの躍進に引き続き注目です。
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